国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2010年7月18日(日)
音の力―みんぱくフォーラム2010夏関連 <お話>「無文字社会から生まれたアフリカ音楽の魅力―西アフリカのマンデ音楽を中心に」/ <公演>「アフリカン・ポップスの響き―ニャマ・カンテとジェリドン」
新音楽展示関連 / 新展示フォーラム「音の力―夏のみんぱくフォーラム2010」関連

(1)木琴を演奏するギニアのグリオ(語り部)。 撮影 Gilbert Rouget (2)ギニア出身のダンサー、ニャマ・カンテ

<お話>「無文字社会から生まれたアフリカ音楽の魅力―西アフリカのマンデ音楽を中心に」
アフリカ社会と音楽は深いつながりがあります。それには様々な理由がありますが、そのひとつがアフリカが無文字社会であることです。文字がないことによってなぜ音楽が発達したのか、西アフリカのマンデ社会におけるグリオ(語り部)の活動を中心に説明します。

○ 話者
鈴木裕之(客員教授・国士舘大学教授)

○ 場所
本館展示場(ナビひろば)

○ 時間
13:00~14:00


<公演>「アフリカン・ポップスの響き―ニャマ・カンテとジェリドン」
ギニア出身のダンサー、ニャマ・カンテと音楽グループ、ジェリドンによるアフリカのポップ音楽と舞踊の公演。ニャマはグリオ(伝統的語り部)の家系に生まれ、幼少よりダンスを学びました。1998年よりアフリカと日本を往復しながら、歌手およびダンサーとして活躍中。ジェリドンは日本人ミュージシャンが2004年に結成したアフリカ音楽のバンドです。

○ 出演者
ニャマ・カンテ(ダンサー)
ジェリドン(音楽グループ)

○ 場所
特別展示場

○ 時間
14:15~16:00