国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

巻頭コラム

「マンダラ展」紹介  2003年4月30日刊行

 

・Contents・
【1】無料入館日のお知らせ:5月5日(こどもの日)
【2】マンダラ展 好評開催中!!(~6月17日まで)

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【1】無料観覧日のお知らせ:5月5日(月) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/basis
5月5日(子どもの日)は、みんぱく無料観覧日です。特別展「マンダラ展」も、無料にてご覧いただけます。なお、自然文化園を通行して来館される場合、自然文化園の入園料が必要です。

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【2】特別展「マンダラ展 チベット・ネパールの仏たち」開催中!! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/200303/index

●「マンダラ展」のねらいとは
立川武蔵「マンダラ展」実行委員長:
マンダラということばは最近「うぞうむぞうのものがいっぱいあつまった」というような意味で使われていますが、いったいマンダラとは何かというとあまり知られていませんね。

じつは歴史的な事情が、日本におけるマンダラ理解を困難にしているんです。というのは、日本に空海が招来したマンダラはだいたい9世紀初頭の中国にあったものです。そうしますと、マンダラの歴史はおよそ1500年あるので、初めの300から400年のころのものが日本にもたらされ、そのあとの伝統というのはついこの近代になるまで日本では知られていませんでした。それが最近、チベットやネパールのマンダラも目にするようになり、日本のマンダラとはだいぶんちがいますからわかりづらいのです。

そこでマンダラを歴史的にわかっていただこうというのがひとつのねらいです。もうひとつは現代におけるマンダラの意義を考えたいということ。マンダラとは何かとは、要するに世界というものをどうかんがえるかということです。世界でいろいろなことが起きている現代において、世界はひとつの聖なる生命体、生きているものだということをマンダラの伝統から学ぶことができるのではないかとおもうんです。
(『月刊みんぱく4月号(2003)』ギャラリートークより抜粋)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/showcase/bookbite/gekkan/200303/index

●マントラくんが解説する「マンダラと生命体」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/200303/mantra/index

マンダラって?・・・
マンダラと新しい自然学についてマントラくんが解説します。

●体験コーナー(2F)のメニューが増えました。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/200303/hands_on

紙ねんどを使って仏塔の作成を体験します。(実費:110円)
ツァツァ(奉納用供養塔)のレプリカに紙ねんどを押し込み、型を抜いて作ります。十万塔製作儀礼(ラクシャ・チャイトヤ・ブラタ)は、マティカ・チーバ(泥製の仏塔)を十万個作成するといわれています。この仏塔の作成を体験するコーナーを5月1日より設けます。

●特別展解説書を販売しています。
 立川武蔵編著(財)千里文化財団発行
 定価1,680円(税込み)(郵送の場合:発送手数料390円)
マンダラ成立の経緯、その構造、マンダラが道具としてつかわれる儀礼の場など、チベット・ネパールを中心とするマンダラの世界を幅ひろく紹介しています。

お問い合わせ・ご注文はミュージアムショップまで
tel:06-6876-3112  e-mail:shop@osaka.email.ne.jp