国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくのオタカラ

伊勢大神楽の獅子頭 2007年12月19日刊行

日高真吾

本資料は伊勢大神楽で使用される獅子頭である。伊勢大神楽とは代各倉とも書き、伊勢神宮に参拝できない人たちのために神楽奉納の代役を勤め、江戸時代には各地を巡り伊勢神宮のお札を配ったものである。昭和56年(1981年)に重要無形民俗文化財に指定され、現在、三重県桑名市に本拠を置く、伊勢大神楽講社が6組に分かれて西日本を中心に年中巡業している。伊勢大神楽の内容は伊勢大神楽講社のHP(http://www.ise-daikagura.or.jp/)に詳しいが、大きくは舞(獅子舞)と曲(放下芸)で構成され、巡業先の各家々の竈祓いや村々の産土神社などの境内で演じられる。

さて、本獅子頭は伊勢大神楽に感動した寄贈者が特別にあつらえた資料で頭のみであったが、今回、伊勢大神楽講社代表山本源太夫氏の協力で御幕を取り付けていただいた。2008年度よりイントロダクション展示においてお目見えする予定であるので、ぜひご覧いただきたい。

日高真吾(文化資源研究センター)

◆今月の「オタカラ」
標本番号:新規受け入れのため未定 / 標本名:伊勢大神楽の獅子頭

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※2008年度よりイントロダクション展示場展示予定

◆関連ページ
常設展 イントロダクション展示