国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱく映画会

2015年7月20日(月・祝)
新展示関連 インド映画特集「ファンドリー」

躍動する南アジア―春から秋のみんぱくフォーラム2015 関連


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新しくなった南アジア展示では、現代インドの人びとの生活について紹介するコーナーを設けました。展示のリニューアルを記念して、現代インドを表現する各言語によるインド映画を、インド研究者による解説付きで4回にわたって上映いたします。映像を通して多彩なインド社会や文化の現状と、その背景について知り、理解を深めていきたいと思います。

  • 開催日:2015年7月20日(月・祝)、7月25日(土)、
        8月2日(日)、8月8日(土)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 時 間:13:30開映(開場13:00)
        ※8月8日(土)のみ13:00開映(開場12:30)
  • 定 員:450名(先着順)
       ・事前申込は不要です。
  • 要展示観覧券(一般 420円)
  • 主 催:国立民族学博物館
  • 後 援:在大阪・神戸インド総領事館 エアインディア
  • 協 力:福岡市総合図書館
    Holy basil productions Pvt. Ltd. / Percept Picture Company / Triplecom Media Pvt.Ltd. / Yash Raj Films Pvt.Ltd. / 日活株式会社 / Director Priyadarshan / Madras Talkies / ひらめきGANESHA / Ms.Tamaki Matsuoka / Ms.Mika Fujii

躍動する南アジア―春から秋のみんぱくフォーラム2015 みんぱく映画会「インド映画特集」

FANDRY 日本初公開
ファンドリー
2013年/マラーティー語/103分/日本語字幕付き
【開催日時】7月20日(月・祝) 13:30開映(13:00開場)
【監督】ナグラージ・マンジュレ
【出演】ソムナート・アウガデ サンジャイ・チョウドリ
【司会】杉本良男(国立民族学博物館教授)
【解説】松尾瑞穂(国立民族学博物館准教授)
舞台は、西インド・マハーラーシュトラ州の農村。村はずれに住む、不可触民の少年ジャビャーの家族は、差別され、貧しい暮らしを余儀なくされている。高カーストの少女シャルーに恋心を抱いているが、話しかけられず、ただ見ているだけ。ジャビャーは、幸せをもたらすといわれる黒い雀を見つけようと、友人と一緒に探し回るが…。少年の淡い恋心をベースに、いまだに根強く残るカースト差別という社会問題に迫る本作は、国際映画祭で数々の賞を受賞するとともに、インド映画界の名誉と言われるナショナルフィルムアワードの最優秀監督デビュー賞と最優秀子ども俳優賞を受賞した。(松尾瑞穂)

☆ 11:30より解説者による展示場ミニレクチャーを開催します。

  • 時間:11:30~12:00
  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場(南アジア展示場)
  • 参加無料 ※要展示観覧券/申込不要
KANCHIVARAM 日本初公開
カーンチワラム サリーを織る人
2008年/タミル語/117分/日本語字幕付き
【開催日時】7月25日(土) 13:30開映(13:00開場)
【監督】プリヤダルシャン
【出演】プラカーシュ・ラージ シュリヤ・レッティ
【司会】杉本良男(国立民族学博物館教授)
【解説】杉本星子(京都文教大学教授)
舞台は、シルク・サリー生産で有名な南インド・タミルナードゥ州カーンチープラム(カーンチワラム)である。インド独立直後の1948年、手織りシルク・サリー職人が、当時の悲惨な労働環境のもとで、新婚の妻にさえ高価なシルク・サリーを贈ってあげられないほどの貧困にあえぎ、権力にはげしく抵抗ながら生活を改善しようと奔走するすがたをリアルに、美しい画像で描いた佳品。2008年度ナショナルフィルムアワード最優秀作品賞に輝いたほか、海外でもいくつかの賞を受賞している。残念なことにこの映画が制作されたころから、手織りシルク・サリーは急速にその勢いを失い始めている。(杉本良男)

☆ 11:30より解説者による展示場ミニレクチャーを開催します。

  • 時間:11:30~12:00
  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場(南アジア展示場)
  • 参加無料 ※要展示観覧券/申込不要
MR.AND MRS.IYER
Mr.&Mrs.アイヤル
2002年/ベンガル語・タミル語・英語/123分/日本語字幕付き
【開催日時】8月2日(日) 13:30開映(13:00開場)
【監督】アパルナ・セン
【出演】ラーフル・ボース コンコナ・セン・シャルマー
【司会/解説】杉本良男(国立民族学博物館教授)
タミル・ブラーマンの若い母親ミーナクシとベンガル・ムスリムの写真家の男性ラージャがたまたま乗り合わせていたコルカタ行きのバスを、ヒンドゥー過激派が襲い、ムスリムの乗客をあぶり出そうとしたとき、二人がとっさの機転でタミル・ブラーマンのアイヤル夫妻(Mr & Mrs Iyer)を名乗り、その窮地を脱するまでの心の交流を中心に、宗教や地域などの違いによって分断されるインド社会の複雑な現状を鋭く批判している。西ベンガル州コルカタ生まれで、女優、監督として多くの問題作を送り出してきたアパルナ・センの監督作品で、複雑な状況を反映して、英語、ベンガル語、タミル語が使用されている。(杉本良男)

☆ 11:30より解説者による展示場ミニレクチャーを開催します。

  • 時間:11:30~12:00
  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場(南アジア展示場)
  • 参加無料 ※要展示観覧券/申込不要
DILWALE DULHANIA LE JAYENGE
DDLJ 勇者は花嫁を奪う
1995年/ヒンディー語・英語/189分/日本語字幕付き
【開催日時】8月8日(土) 13:00開映(12:30開場)
【監督】アディティヤ・チョープラ
【出演】シャー・ルク・カーン カージョル
【司会】杉本良男(国立民族学博物館教授)
【解説】三尾稔(国立民族学博物館准教授)
インド系イギリス移民を主人公にヨーロッパとインドで繰り広げられる青春恋愛ドラマ。ヨーロッパ卒業旅行中にヒロイン、シムランと恋に落ちたラージ。しかし、シムランには生後直後に父が決めた許婚がいた。許婚との結婚のため里帰りしてしまったシムランをラージは追い掛け、一世一代の勝負に出る。コメディー・タッチの筋の中に、伝統的な家族の価値と個人の感情との葛藤というインドの古くて新しい問題を投げかけてくるこの作品は本国だけでなくインド移民の間でも空前の大ヒットとなり、インド映画の歴史を塗り替える金字塔となった。(三尾稔)

☆ 11:00より解説者による展示場ミニレクチャーを開催します。

  • 時間:11:00~11:30
  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場(南アジア展示場)
  • 参加無料 ※要展示観覧券/申込不要
■お問い合せ先
国立民族学博物館 企画課博物館事業係
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Tel: 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)