国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱく映画会

2004年10月3日(日)
21世紀のアラビアンナイト

特別展「アラビアンナイト大博覧会」関連


  • 2004年10月3日(日) 13:30~16:30(開場13:00)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 上映作品:「ヤング・シェヘラザード」「バグダッドの盗賊」

※「ヤング・シェヘラザード」を制作したモンキー・パンチ氏(漫画家)とおおすみ正秋氏(映画監督)のトークもあります。

今から300年前、初めてヨーロッパ社会に翻訳紹介されたアラビアンナイトは、またたく間に大ベストセラーになり、広く世界中に知られるようになりました。市民社会の成長とともに発達したアラビアンナイトは、多彩な変身を繰り返しながら映画やアニメの世界にも入り込み、現在ではファンタジーの代名詞ともなっています。
本映画会では制作から60年を経て、今なお色あせない「バグダッドの盗賊」(1940年・イギリス)と最新のフル3DCG技術を駆使して制作された「ヤング・シェヘラザード」を上映します。新旧2本の特徴ある作品から、アラビアンナイト(千夜一夜物語)の世界の普遍性と新たな可能性を感じて下さい。

 

ヤング・シェヘラザード――モンキー・パンチ版アラビアンナイト

【ものがたり】
若者ハッサンは馬の行商をしながら、ある王国にやって来た。王の城に「悪魔の馬」とよばれる馬がいると知って城内へ忍びこむのだが、屋根から転落して気を失ってしまう。気がついたハッサンの目の前にいたのは、王女シェヘラだった。シェヘラはハッサンに、「カマル」という馬を乗りこなしてほしいと頼む。カマルを乗りこなせた者は王女と結婚できる、そして自分を城から連れ出してほしいという。だが、事態は急変し、部屋から追い出されたハッサンは、「悪魔の馬・カマル」が封じ込められていた秘密の場所に迷いこむ。そこでハッサンはジャマール王からカマルの秘密を聞かされ、ついにカマルの背にまたがった――。
本作品は、アラビアンナイト中の「黒檀の馬の物語」をモチーフとしたフル3DCG新作アニメーション作品「ヤング・シェヘラザード――魔界から来た黒い炎の馬――」です。「ルパン三世」でおなじみの人気漫画家モンキー・パンチ氏とそのアニメ監督おおすみ正秋氏のコラボレーションが生み出した、21世紀のアラビアンナイトをお楽しみください。

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【スタッフ】
製作:国立民族学博物館
制作監修:西尾哲夫(国立民族学博物館)
原作:モンキー・パンチ(未発表作品)
構成・脚本・監督:おおすみ正秋
アニメーション制作:PRO
制作協力:NHKエンタープライズ21

 

バグダッドの盗賊(1940年英)

王様とお姫様のロマンスに気のいい泥棒と邪悪な宰相がからんで、息もつかせぬ大活劇が展開する。アラビアンナイトでおなじみの魔法の絨毯、大魔人、オートマタ(からくり人形)、空飛ぶ木馬などが総登場し、物語の舞台は中東を飛び出してアジアにまで広がっていく。何度か映画化されてきたが、これは第二作目。特撮を駆使しておとぎの世界を描き出しており、ディズニー映画「アラジン」にも多大な影響を与えた。第13回(1940年)アカデミー賞(カラー撮影賞・カラー美術監督賞・特撮賞)受賞作品。

 

定員 450名(先着順)

参加要領
映画会は申し込み不要、参加無料です。
ただし、特別展・常設展の観覧には別途、観覧料が必要です。

問い合わせ先
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館広報普及室普及係(電話06-6876-2151)