国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱく映画会

2007年1月13日(土)
新次元の映像

 総合研究大学院大学文化科学研究科映像作品上映会


  • 日 時:2007年1月13日(土)  13:30~16:30(開場13:00)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 司 会:大森康宏(国立民族学博物館 民族文化研究部教授)
  • 解 説:南出和余、村尾静二、米山知子(共に総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程3年)、辻野理花(神戸松蔭女子学院大学非常勤講師)
  • 主 催:国立民族学博物館
 

映像がより身近になる現代、人類学の世界でも、フィールドノートとテープレコーダーの時代から、今やビデオカメラ片手にフィールドワークに出かけるのが当たり前の時代となりました。しかし、今も昔も変わらないのは現地の人びとと人類学者のラポール(関係性)。人類学の映像には、そんな人びととの関係も映し出されます。
この上映会では、国立民族学博物館を基盤機関とする総合研究大学院大学文化科学研究科の大学院生等が、各地で人びとと出会い、関係を築き、撮影した作品を上映します。映像人類学の新たな息吹を感じてください。

上映内容

「割礼の変容(Circumcision in Transition)」
パルヌ国際映画祭 最優秀賞受賞
「割礼の変容(Circumcision in Transition)」
南出和余
撮影・編集:南出和余
時間:35分、制作:2005年
撮影場所:バングラデシュ、ジャマルプール県
バングラデシュ農村社会で生きる男子たちは、7、8歳頃になると割礼を受ける。割礼は彼らが「ムスリムになる」「一人前になる」ための大切な儀礼である。近年、開発や近代医療普及の影響にともなって、その割礼にも変化がみられる。
本作品は、2006年7月エストニアで開催された「第20回パルヌ国際ドキュメンタリー人類学映画祭」にて上映され、科学ドキュメンタリー最優秀賞を受賞した作品である。
「護りの時空(The art of defending self, silek in West Sumatra)」
「護りの時空(The art of defending self, silek in West Sumatra)」
村尾静二
撮影・編集:村尾静二
時間:38分、制作:2006年
撮影場所:インドネシア共和国 西スマトラ州
西スマトラのミナンカバウ人は、母系制の社会をもち、イスラームを信仰する。本作品は、礼拝所にて伝承される、シレという名の護身の技を対象にしたもの。技術、社会、宗教の視点から捉えることにより、技をささえる文化的意味を探る記録映像。
「セマーとともに生きる―トルコ・アレヴィーの若者として―(Living with Semah - As a young Alevis of Turkey)」
「セマーとともに生きる―トルコ・アレヴィーの若者として―」
米山知子
撮影・編集:米山知子
時間:23分、制作:2006年
撮影場所:トルコ共和国イスタンブル
イェリッズ・トゥルムシュ氏(女)は、トルコ共和国イスタンブルに、イスラームの一派と自称するアレヴィーとして生を受け、その代表的文化である宗教舞踊セマーを継承し、実践する若者である。本作品は、アレヴィーとして生きる彼女に焦点を当て、彼女の生活を追ったものである。
「人と仏と神(戸隠地蔵盆)(Cross-point of Buddhism and Shintoism)」
「人と仏と神(戸隠地蔵盆)」
大森康宏
撮影・編集:大森康宏
鈴木岳海
撮影・編集:鈴木岳海
辻野理花
撮影・編集:辻野理花
時間:22分、制作:2006年
撮影場所:長野県戸隠
戸隠地蔵盆祭礼は毎年8月下旬に行なわれる。この地蔵盆は、昔日本各地でよくみられた、神仏混合のめずらしいものであり、同時刻に神社と寺院の両方でそれぞれ祭礼がおこなわれる。
したがって、3人のカメラマンがそれぞれ違った場所で同時刻に撮影した映像を編集し、ひとつの作品としてまとめたものである。

 


定員 450名(先着順)

参加要領
映画会は申し込み不要、参加無料です。
ただし、常設展の観覧には別途、観覧料が必要です。

問い合わせ先
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館広報普及室普及係(電話06-6876-2151)