開館30周年記念
「映画で出会う華人たち」
中国・香港・台湾、そして各地へ移住した華僑・華人たちが織りなす世界。
2007年は日中国交正常化35周年、香港返還10周年です。
どこか懐かしく、そして新鮮な、心にふれる佳品。
描かれる人間模様、背景や街並み……そして人々の想い。
夏休みの最後に、映画をとおして、彼らの生活や文化にふれてみませんか?
日 時:2007年9月1日(土)10:30〜16:30 (開場10:00)
2007年9月2日(日)10:30〜16:00 (開場10:00)
場 所:国立民族学博物館 講堂
司 会:
陳 天璽(先端人類科学研究部准教授)、田村克己(民族社会研究部教授)
定 員:450名(先着順、申し込み不要・参加無料)
主 催:国立民族学博物館
上映作品
『マクダル・パイナップルパン王子』(製作:香港 2004年 78分)
監督:トー・ユエン 原作:ブライアン・ツェー、アリス・マク
声の出演:アンディ・ラウ、サンドラ・ン、アンソニー・ウォン
配給:マジックアワー
都市再開発が進み、古い建物がどんどん壊されていく香港。マクダルが通う春田花花幼稚園も買収を待っている。息子の貧乏ゆすりが心配なミセス・マクは、今はなき夫マクビン―またの名をパイナップルパン王子の話をマクダルに語りはじめる。

2004年度香港電影評論学会大賞グランプリ受賞作品

エドワード・ヤン監督追悼上映
『ヤンヤン 夏の想い出』(製作:日本・台湾 2000年 173分)
監督:エドワード・ヤン
出演:ウー・ネンツェン、エレン・ジン、イッセー尾形
ヤンヤンは、優しい祖母、友人と共にコンピューター会社を経営する父NJ、母ミンミン、高校生の姉ティンティンの5人家族で台北のマンションに住んでいる。典型的な中流家庭何不自由なく暮らす一家に、様々なトラブルが起こり始める。

第53回 カンヌ映画祭 監督賞受賞作品
『しあわせの場所』(製作:中国 1998年 110分)
監督:ヤン・ヤーチョウ
出演:フォン・コン、チョン・ウェイリー、ティン・ジアリー
舞台は中国・天津。都市化し近代的なビルが建ち並ぶ中、昔ながらの小さな長屋でつつましく日々をおくるチャン一家。長男ターミンは、一家の大黒柱として家族を支え、困難な問題もユーモアと機知に富んだ話術で解決してきた。下町に生きる家族を描いた、中国版「男はつらいよ」。

1998年度十佳影片選出(上海評論学会選出の国産映画ベストテン)

1998年第18回中国電影金鶏賞最優秀主演男優賞受賞作品
『天上草原』(製作:中国 2002年 113分)
監督:サイフ、マイリース
出演:ナーレンホア、ニンツァイ、グアルスーロン、アユンガ、トゥメン
母親に捨てられ、失語症におちいってしまった少年フーズは、父親の友人であるモンゴル族のシェリガンに連れられて草原にやって来た。シェリガンの前妻バルマや弟テングリに温かく迎えられたフーズは、戸惑いつつも草原の暮らしを受け入れていく。

2002年第8回中国電影華表賞優秀作品賞

2002年第22回中国電影金鶏賞最優秀主演男優賞他受賞作品
解説者プロフィール
陳 天璽(国立民族学博物館先端人類科学研究部 准教授)
華僑・華人を主な研究対象とし、これまで世界各地のチャイナタウンを調査。近年は越境や国の変動によってうまれる無国籍者の研究に取り組む。
韓 燕麗(京都大学 外国人特別研究員)
中国語圏映画専攻。「中国映画」とは呼べない、海外華人によって製作された「中国語圏」の映画を研究する。
児玉香菜子(人間文化研究機構地域研究推進センター 研究員)
中国内モンゴル自治区のモンゴル族牧畜民の現代的変容の研究に従事。
主なテーマは「砂漠化」と市場経済化について。
スケジュール
| 9月1日(土) 10:00開場 |
| 開会挨拶 | 10:30〜10:40 | 陳 天璽(国立民族学博物館) |
| (午前の部) | 10:40〜12:15 | 「マクダル・パイナップルパン王子」 |
| (午後の部) | 13:15〜16:30 | 「ヤンヤン 夏の思い出」 |
両作品解説:韓 燕麗(京都大学) |
| 9月2日(日) 10:00開場 |
| (午前の部) | 10:30〜12:35 | 「しあわせの場所」 解説:陳 天璽 |
| (午後の部) | 13:30〜15:45 | 「天上草原」 解説:児玉香菜子(人間文化研究機構) |
| 閉会挨拶 | 15:45〜16:00 | 田村克己(国立民族学博物館・副館長) |
お問い合せ先
国立民族学博物館 企画連携係
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
Tel: 06-6876-2151