国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2007年10月27日(日)
【特別企画】名誉教授のみんぱく案内


【写真キャプション】(1)「インカの聖なる谷間」の町カルカの日曜市。高地の農民が買い物に下りてくる。最近はこのようなポンチョやスカートからなる、いわゆる「民族衣装」をつけている人が少なくなっている。(2)スヴァヤンブーナート仏塔の前の法界マンダラ(ネパール カトマンドゥ)(3)ハワイ「ハレ・クーアイ生協」のお店(4)探検家プルジェワリスキーの墓(キルギス イッシク・クル湖岸)

(1)アメリカ大陸の多様性―さまざまな衣装から
人はなぜ衣服をつけるのでしょうか?なぜ地域によりさまざまな服装が生まれてきたのでしょうか?南北両アメリカ大陸に住む人々の変化に富んだ衣裳をみながら、こんな問題を考えました。

○ 話者
藤井龍彦(名誉教授)

○ 場所
本館展示場(アメリカ展示)(開催時間:11:00~11:45)

○ 時間
11:00~11:45


(2)南アジアの神々
南アジアの人びとにとって宗教は今日もなお生き方の根幹です。主にインド・ネパールで見られるヒンドゥー教では、無数ともいえる神々が信仰されています。また仏教には多くの分派が生まれ、インド北部・ネパール・ブータンなどのチベット仏教、カトマンドゥ盆地のネワール仏教、スリランカを中心とする南方仏教などがあります。民博の展示場に集ったさまざまな像を見ながら、人びとが神に寄せる思いをたどりました。

○ 話者
立川武蔵(名誉教授)

○ 場所
本館展示場(南アジア展示)(開催時間:12:30~13:15)

○ 時間
12:30~13:15


(3)オセアニア先住民の文化運動
ハワイ、オーストラリア、ニュージーランドの先住民は、政治でも文化でも、それぞれ特徴ある運動をおこなっています。ハワイでは「独立」が争点でした。「ハレ・クーアイ生協」は、ハワイ人の文化を経済で活かそうとする事業です。お店の品物はみやげ品のように見えますが、そこにはハワイ人の歴史と文化、運動への思いがこめられています。

○ 話者
清水昭俊(名誉教授)

○ 場所
本館展示場(オセアニア展示)(開催時間:13:45~14:30)


(4)中央アジアの仏教遺跡を掘る
中央アジアの仏教遺跡カラテパでの発掘成果を概説しました。カラテパは、ウズベキスタン・テルメズのアムダリア河岸にあり、クシャン時代の仏教遺跡です。ここの調査をはじめて今年で10年。最新の成果をお話しいたしました。

○ 話者
加藤九祚(名誉教授)

○ 場所
本館展示場(中央・北アジア展示)

○ 時間
15:00~15:45