国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2009年7月19日(日)
アフリカの歴史を考える

西アフリカ マリ共和国での考古学調査現場

○ 話題
アフリカ展示リニューアルの目玉のひとつは歴史展示です。ここでは、アフリカ大陸が、長く豊かな歴史をもっていることを示しています。アフリカでは BC7000年頃から牧畜と土器制作が始まりましたが、これは世界でももっとも古いもののひとつです。その後、アフリカでは独自の農耕が開始され、他の大陸との交易のもとでいくつもの国家が誕生しました。アフリカの歴史を学ぶことは、私たちの歴史認識にどのような変化をもたらしうるのか、を考えます。

○ 話者
竹沢尚一郎(民族文化研究部教授)

○ 場所
本館展示場(アフリカ展示)