国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになりました。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第486回 2017年10月22日(日)
心の扉を開ける鍵としてのコーヒー――パレスチナ・イスラエルでのフィールドワークから

アラブから世界に伝播したコーヒーは、今もアラブの食文化において重要な役割を果たしていますが、その飲み方や嗜好は時代とともに変遷しています。パレスチナ・イスラエルの事例から、中東におけるコーヒーの今をご紹介します。後半は新着資料展示「標交紀の咖啡の世界」のギャラリートーク。

○ 話者
菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)、本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年10月22日(日) 14:30~15:30


一緒にコーヒーを飲むユダヤ教、イスラーム、キリスト教、ドルーズの指導者たちの壁画。イスラエル・ヤルカにて撮影。

第487回 2017年10月29日(日)
フィールドワークとケガ――ベトナム西北部調査より

初めての長期のフィールドワークに向かう、わくわくとどきどきの道すがら、バイクで転倒しました。足と心に傷を負い、足を引きずりながら、フィールドワークが始まりました。でも、ケガをしたことによって見えてくる社会や文化の局面もあるのではないでしょうか。

○ 話者
樫永真佐夫(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年10月29日(日) 14:30~15:00


町から町へバイクで行商に向かう男性(ベトナム、ソンラー省モクチャウ県)

第488回 2017年11月5日(日)
カザフの天幕――住居から祝祭の空間へ

中央アジアの広大な草原で移動式の住居として使われていた天幕は、カザフ遊牧民が定住化した現在では主に祝祭や儀礼のために使われるようになっています。天幕に反映された世界観や死生観、天幕の使用方法などをとおして、カザフ社会の変容を考えます。

○ 話者
藤本透子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(中央・北アジア展示場)

○ 日時
2017年11月5日(日) 14:30~15:00


カザフの結婚祝のために張られた天幕

第489回 2017年11月12日(日)
娯楽の場としてのコーヒーハウス――イランのガフヴェ・ハーネ

イランのガフヴェ・ハーネ(ペルシア語で「コーヒーの家」)と呼ばれる伝統的な喫茶店は、かつて人びとが余暇を楽しんだ場でした。民衆の心躍らせた聖者、英雄、任侠者が活躍する語り物や、こうした物語の場面を描いたコーヒーハウス芸術などの娯楽文化を紹介します。

○ 話者
山中由里子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年11月12日(日) 14:30~15:15


絵解きのパルデ(幕)、イスファハーンのバザールにて

第490回 2017年11月26日(日)
博物館の中の文化遺産、博物館の外の文化遺産

民族誌博物館は、くらしに息づく有形の文化遺産を保存し展示する役割を担っています。いっぽう、伝統的建造物群保存地区や文化的景観、無形文化遺産など、くらしの場で保存される遺産も少なくありません。両者をふまえて、くらしに関わる文化遺産の問題を考えます。

○ 話者
飯田卓(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年11月26日(日) 14:30~15:30


ユネスコ無形文化遺産と国指定重要無形民俗文化財に指定されている、京都祇園祭の山鉾行事