国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくゼミナール

2016年3月19日(土)
『夷酋列像』の首長たちがまとう衣装
特別展「夷酋列像 ―蝦夷地イメージをめぐる 人・物・世界―」

ノッカマップの慰霊祭壇から国後島を望む

クナシリ・メナシの戦いの終結に関係した12人のアイヌの首長たちを描いた『夷酋列像』。その首長たちが身にまとう衣装は、ロシアの海軍士官の外套や蝦夷錦の朝服などアイヌの伝統的な衣服ではないといわれる。その衣装が語る当時の蝦夷地をめぐる日本、ロシア、そしてアイヌの人びとの葛藤を明らかにする。


○ 講師
佐々木史郎(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 講堂

○ 日時
2016年3月19日(土) 13:30~15:00(13:00開場)

○ 定員
450名[先着順/申込不要]

○ 参加費
無料

○ お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)