みんぱくゼミナール
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民族学の最新の研究成果をわかりやすくお伝えする講演会です。
聴講無料。事前のお申し込みは不要です。
会 場:国立民族学博物館 講堂
日 時:毎月第3土曜日 14時〜15時30分(13時30分開場)
定 員:450名(先着順)
お問合わせ:国立民族学博物館 06-6876-2151(代)まで
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2005年度開催スケジュール
特別展「みんぱくキッズワールド:こどもとおとなをつなぐもの」関連
グローバル化、多様な価値観等、様々な条件が、子どものようすを今までとはちがったものにしています。子どもと社会について、博物館という視点を交えながら考えてみたいと思います。
第334回 2/18(土) アレクサンドロス伝説を追って―プセウド・カリステネスからオリバー・ストーンまで
古代ギリシア・ローマ世界で形成されたアレクサンドロス伝説は、かつて大王が征服した西アジアからさらに広い地域に、土着の伝承や説話と複雑に絡みながら伝わっていきました。歴史と文学のはざまの英雄像を追います。
第333回 1/21(土) ウズベキスタンとイスラーム―世俗主義とイスラーム復興の調和のゆくえ
ウズベキスタンでは、憲法に明確にうたわれる世俗主義と、近年のイスラーム復興との調和は国民統合の重要課題です。2005年のアンディジャン事件の背景も含め、今何が求められているのかを考えてみたい。
第332回 12/17(土) メリー・クリスマス―ドイツの家族の祭
クリスマスは、ヨーロッパでは伝統的に家族の祭で、それは現代も変わりません。ただし家族の多様化によって、クリスマスの過ごし方は変化しています。ドイツのクリスマスを例にして、現代の家族を考えてみましょう。
第331回 11/19(土) トウモロコシの人類史―儀礼用から遺伝子組み換え作物へ
三大穀物のひとつトウモロコシ。かつてインカでは儀礼用の酒に加工され、今ではプラスチックの原料にもなっています。地域・時代により異なるトウモロコシの栽培・利用の仕方を紹介し、植物と人との関係史を考えます。
第330回 10/15(土) サリーと呼ばれないサリー ―インド隣国ネパールの事例
特別展「インド サリーの世界」関連
優美な女性らしさと妻や母の美徳を象徴するサリー。だが、それはネパールにおいて、他を圧倒する男性的な力をも担っています。サリーと呼ばれないネパール人女性のサリーを読み解き、サリーがもつ近代性について考えます。
第329回 9/17(土) サリー幻想―ファッションがつくるインド―
特別展「インド サリーの世界」関連
インド社会はここ十年ほどの間に、急速にまた大きく変貌しています。この講演では、インドの最新のファッションを切り口にして、ダイナミックに変化するインドの新しい魅力をご紹介します。とくに、サリーや、デザイナーによる最先端のファッションに「インドらしさ」がどのように表現されているのか、また、こうしたインド・イメージがどのようにしてつくられてきたのか、について考えてみます。
第328回 8/20(土) マダガスカル インド洋の十字路
進化の実験室として固有の動植物をはぐくんできたマダガスカル島。そこは、インド洋航路の結節点に位置するため、起源を異にする数多くの文化が混じりあう場所でもありました。東南アジア、東アフリカ、中東、ヨーロッパ…。どこにでもあるようでどこにもない、豊穣な文化的背景をもつこの島の歴史を、スライドをまじえてお話しします。
第327回 7/16(土) 国境に生きる人びと―中国のチワン族とベトナムのヌン族の交流―
中国は15の国々と陸上で接しており、国境線を越えて同系の民族が居住する場合が少なくありません。同系の民族が別々の国家に帰属することによって文化にどのような違いが生じたのでしょうか、また現在、国境地域に生きる人びとはどのような交流を行っているのでしょうか。中国とベトナムとの国境は約1000キロメートルに達し、中国側にチワン(壮)族が、ベトナム側にヌン族が居住しています。これらの民族の事例から上記の問題を考え、国境の持つ意味を展望します。
第326回 6/18(土) 現代中国社会の底力と孔孟の教え
近年、中国社会は目覚しい発展を見せています。その一方で拝金主義がはびこり、儒教的道徳は過去のものになったと嘆く声があります。しかし、現代中国社会における人間関係や物事の進め方に注目すると、孔子や孟子の時代以来、中国人に脈々と受け継がれていると思われる特徴が浮かびあがってきます。そしてそれこそが現在の発展の原動力の一つになっているようにも思われます。果たしてそう言ってよいのか、皆さんとともに検証してみたい。
第325回 5/21(土) 十顔身という仏の見方―チベット仏教の仏画のしかけ―
八頭身といえば、ことに女性の理想的な容姿を思い浮かべることでしょう。でもそれは、とくにヨーロッパでの人の見方です。ところでマンダラとしてよく見かけるチベット仏教の仏画では、八頭身ならぬ十顔身という仏の見方があります。この十顔身の原理を知ることで、あなたも仏画師顔負けの仏様が描けるようになります。
第324回 4/16(土) それは一枚の恋文から始まった……。―タカミネタダスのコモンセンス―
高嶺格(アーティスト)
佐藤浩司(文化資源研究センター助教授)
特別展「いつもよりワクワクしてきた。」関連
「木村さん」「God Bless America」「在日の恋人」などの作品で知られる高嶺格による高嶺格の理解と表現。
―僕自身がいくつか試みた作品の中で、例えば在日とのかかわりにおいては、「我々の文化」をことさら強調する力学、それとの対峙がテーマだったわけですが、僕はここで「何者でもない、ナニジンでもない」という立場が、その力学に対してインパクトを持ち得るか、どこまでも不安でした。いまでもそうです。(高嶺格よりのメール)