みんぱくゼミナール
|
民族学の最新の研究成果をわかりやすくお伝えする講演会です。
参加無料。事前のお申し込みは不要です。
会 場:国立民族学博物館 講堂
日 時:毎月第3土曜日 13時30分〜15時00分(13時00分開場)
定 員:450名(先着順)
お問合わせ:国立民族学博物館 06-6876-2151(代)まで
|
2008年度開催スケジュール
第370回 3/21(土) 茶の湯と工芸

特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」関連
茶の湯では飾るものも使うものも等しく「道具」といいます。道具の目的は「用」にあります。しかし、この用は単に機能としての用ではなくて、「心にかなう」という意味を含んでいます。茶の心にかなう工芸としての茶の湯道具の特質に迫ってみたいと思います。
第369回 2/21(土) 開発の記憶、奇跡の語り―フィジーの村落開発事業に関する調査から

開発や貧困は、南太平洋の南国に位置するフィジーでも問題となりつつあります。フィジー、ダク村落の開発事業をとりあげて、開発という現象が人びとにいかに受け止められているのかを考えてみたいと思います。
第368回 1/17(土) チベットのポン教

ポン教は仏教がチベットにもたらされる以前からあった宗教で、チベットの土着的要素と密接な関連を保ちながら、高度な教理体系を築きあげ、少数派ながら今も宗教集団として生きつづけています。チベット文化の基層をなすと考えられるポン教の現状を取り上げます。
第367回 12/20(土) ラクダ牧畜社会のものづくり−素材・道具・技術

インド西部でラクダの牧畜をおこなっているラバーリーの人びとは、家畜の毛を利用してさまざまな生活用具をつくっています。彼らの生活とものづくりについて、実物資料と映像を交えながら紹介します。
第366回 11/15(土) 邂逅(かいこう)の文化交流−「鎖国」下の海外交流

嶋村元宏(神奈川県立歴史博物館主任学芸員)
特別展「アジアとヨーロッパの肖像」関連近世の日本は「鎖国」により海外交流がなかったと考えられていますが、限定的な「出会い」を継続していました。その実態をモノ・ヒト・情報をキーワードに、ペリー来航による開国までの異国人認識とともに考えます。
第365回 10/18(土) 見ることと見られること−展示に探る近代のアジアとヨーロッパ

特別展「アジアとヨーロッパの肖像」関連19世紀後半以降、写真や映画が登場し、ミュージアムが普及するなど、まなざしを記録し、展示するメディアや装置は多様化、大衆化していきました。そのようななか、アジアとヨーロッパは自分と相手をどう見なして、どのように展示してきたのかについて考えてみます。
第364回 9/20(土) まなざしの交流
─ 特別展『アジアとヨーロッパの肖像』から

特別展「アジアとヨーロッパの肖像」関連特別展「アジアとヨーロッパの肖像」はアジア・ヨーロッパ18カ国の博物館と美術館が共同で作り上げた、ミュージアムの歴史上でも画期的な意義をもつ国際共同プロジェクトです。このプロジェクトの成り立ちと、特別展の見どころをご紹介します。
第363回 8/16(土) メキシコの女性たち
─ 農村開発プロジェクトから彼女たちが学んだこと

日本の生活改善運動をモデルにメキシコで行われた農村開発プロジェクトについて紹介します。農家の女性たちは何を学び、何に気づいたのでしょうか。現地での聞き取り調査から考えます。
第362回 7/19(土) 映画でふり返る「民主化」前の韓国

劇的に変化する韓国社会では、こんにち「民主化」以前の暮らしにむしろ郷愁を覚えるという人も少なくありません。日本に配給されていながらあまり知られていない韓国映画を材料に、その郷愁というものについて考えます。
第361回 6/21(土) 柿の葉を摘む暮らし
─ 往来の地・出会う人々

少子高齢化・過疎化のもとで、産業振興を試みてきた上勝町(徳島県)の実践をとりあげ、高齢者に適合的な仕事の工夫が、多様な世代の人々や「よそ者」と町民の協働を促し、環境も含め新しい町を構想させてゆく「循環的共生」に注目し考察します。
第360回 5/17(土) 「民族図説」の世界
─ 伝統中国の異民族へのまなざし

武内房司(学習院大学教授)
開館30周年記念特別展「 深奥的中国ー少数民族の暮らしと工芸 」関連伝統中国、とりわけ清朝の時代には少数民族を題材として多くの絵画が描かれました。雲南や貴州の諸民族を描いたこれらの絵画資料を紹介しながら、伝統中国の知識人や官僚たちの異文化へのまなざしを読み解いていきたいと思います。
第359回 4/19(土) 村落観光と民族文化
─ シーサンパンナ、タイ族の調査から

長谷川清(文教大学教授)
開館30周年記念特別展「 深奥的中国ー少数民族の暮らしと工芸 」関連雲南省南部のシーサンパンナで暮らすタイ族は、水かけ祭り、上座仏教、モチ米食品、孔雀舞などで知られていますが、観光化において主要な役割を演じています。このゼミナールでは、調査したその現状を紹介します。