みんぱくゼミナール
|
民族学の最新の研究成果をわかりやすくお伝えする講演会です。
参加無料。事前のお申し込みは不要です。
会 場:国立民族学博物館 講堂
日 時:毎月第3土曜日 13:30〜15:00(13:00開場)
定 員:450名(先着順)
お問合わせ:国立民族学博物館 06-6878-8210(平日9:00〜17:00)まで
|
2009年度開催スケジュール
第382回 2010年3月20日(土) トンガの王様と民主主義

王権・貴族制と国民主権・代表民主制とが並存するオセアニアで唯一の王国、トンガ。9世紀に系譜をたどれる王家が社会経済的特権を独占していますが、国王は国民からあつく敬まわれています。この王国で起きている民主化運動をとおして、21世紀の島嶼世界に生きる人びとの生活戦略をみていきます。
第381回 2010年2月20日(土) あたらしいアフリカ展示のメッセージ

新アフリカ展示関連
30年前に誕生した民博のアフリカ展示が、2009年3月、はじめて全面的に改修されました。アフリカを知らない人が見ても、アフリカ理解の手がかりを得られる、そんな展示にしたい。アフリカ展示チームは、そのような思いで展示作りに励んできました。「展示ができるまで」の熱い議論を、少しだけ紹介します。
第380回 2010年1月16日(土) 対談 アレクサンドロスの道を撮る―写真家、大村次郷x山中由里子

大村次郷(写真家)
山中由里子(民族文化研究部准教授)
新西アジア展示関連
アジア各地を隈なく写真に撮り続ける大村次郷氏との対談。大村氏のライフワークの一つはアレクサンドロス大王の足跡を追い、写真に撮ることです。大王の東方遠征の行程を写真で辿りながら、大村氏が現地での体験を語り、アレクサンドロス伝説を研究する当館准教授・山中由里子が各地にまつわる逸話や伝承などを紹介します。
![[→]](/img/arrowo.gif)
関連イベント
春のみんぱくフォーラム2010年「西アジア再発見」はこちら
第379回 2009年12月19日(土) 被災地が育む新たな絆

太田敏一(神戸とニューオリンズのジャズ交流実行委員会事務局/神戸市職員)
林 勲男(民族社会研究部准教授)
兵庫県南部地震(1995年1月)と新潟県中越地震(2004年10月)のそれぞれの被災地では、被災という経験からの教訓の発信に留まらず、新たな地域間交流が生まれています。被災地の復興、被災者の生活再建にとって、こうした地域間交流のもつ意味について考えます。
第378回 2009年11月21日(土) 「変身」の美学 −イヌイットと北西海岸先住民のアートの世界

大村敬一(大阪大学大学院准教授)
特別展「自然のこえ 命のかたち−カナダ先住民の生みだす美」関連
イヌイットと北西海岸先住民のアートには、「変身」をテーマにするものが多くあります。動物の身体が分割・変形されたり、人間が動物に、動物が人間に変身したりします。この講演では、イヌイットと北西海岸先住民のアートにあらわれる「変身」の表象を紹介しながら読み解き、その「変身」というテーマが彼らの生活の中でもつ哲学的な意味を解き明かします。
第377回 2009年10月17日(土) 極限の文化−人はどこで生きているか
生きられるか

廣川和花(大阪大学総合学術博物館助教・大阪大学大学院助教)、
池谷和信(民族社会研究部教授・総合研究大学院大学教授)、
松山利夫(民族文化研究部教授・総合研究大学院大学教授)、
近藤雅樹(民族文化研究部教授・総合研究大学院大学教授)
総合研究大学院大学関連(文化科学研究科開設20周年記念)
飢餓、傷病、争乱…。人類は常にさまざまな極限状況に直面してきました。こうした危機を克服するために獲得し、生活習慣となって受け継がれてきたものが諸民族社会の文化です。食糧獲得加工の知識技術、呪術行為などの伝承や、それらの総体から創造された民族固有の神話・伝説に基づく世界像です。総合研究大学院大学文化科学研究科の開設20周年を記念して、文化誕生の秘密を探ります。
第376回 2009年9月19日(土) イヌイット・アートの世界−極北からのメッセージ

特別展「自然のこえ 命のかたち−カナダ先住民の生みだす美」関連
秋の特別展では、イヌイットの版画を展示します。
イヌイットが制作した版画や彫刻品を事例としてイヌイット・アートの誕生から今日にいたるまでの歴史的展開についてお話しします。
第375回 2009年8月15日(土) 音盤に聴く東アジア近代音楽史―日本コロムビア外地録音資料

戦前、日本コロムビア社は、上海、台湾、朝鮮等に向けてレコードを制作販売していました。
現在、民博はその原盤を所蔵しています。
東アジア近代音楽史をその音溝に刻んだ外地録音資料の概要をご紹介します。
第374回 2009年7月18日(土) グローカル化の中の漢族婚礼

グローバリゼーションによって世界が均一な文化に覆われているようでありながら、
実際に人々はローカルな環境のなかでグローバルな文化を再編成しつつ、自分らしさ、地域性、民族性、ルーツと伝統などを再認識し、再構築していこうとしています。多元的に展開された漢族の婚礼を通して、現代中国の庶民の生活と文化変容を考えてみます。
第373回 2009年6月20日(土) 辺境のキリスト教美術をたずねて−南米イエズス会ミッションの聖堂装飾

スペイン統治時代、南米の辺境地域にイエズス会が建設したキリスト教聖堂の現状を紹介します。
また、イエズス会の宣教師と先住民が、感覚に訴える美術の力をめぐって交渉を繰り広げたことについてお話しします。
第372回 2009年5月16日(土) 千家と職方

筒井紘一(財団法人 今日庵茶道資料館副館長)
特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」関連
茶匠の美意識を受けて職人が道具を作成して行くというパターンが始まったのは、桃山時代です。
利休と樂長次郎、盛阿弥、辻与次郎、宗四郎などとの関係がそれにあたります。
その関係が定着したのが、千家の歴代と現在の十職といわれる職人集団ということになりますが、そうした関係の歴史的展開を考えてみたいと思います。
第371回 2009年4月18日(土) 千家十職の家を継ぐ

土田半四郎、永樂陽一、黒田益代、
小林繁樹(文化資源研究センター教授)、
八杉佳穂(民族文化研究部教授)、
太田心平(先端人類学研究部助教)
特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」関連
千利休の形を受け継ぎ発展させてきた千家十職は11代から17代を数えます。
家を継ぐおもしろさや難しさを3人の後継者が語ります。
そして家を継ぐことについて韓国などの事例を加えてともに語り合います。