国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2013年9月8日(日)
のど歌のふるさと

チラシダウンロード[PDF:1.26MB]

アルタイ山脈の周辺地域では「のど歌」という歌唱法がうたいつがれてきました。モンゴルではホーミー、トゥバではホーメイ、アルタイではカイ、ハカスではハイとよばれています。のど歌のもっともさかんなトゥバと、その隣のアルタイから国際的に活躍している歌手を招きます。その真髄をお聴きください。

  • 日時:2013年9月8日(日)13:30~16:00(開場13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂(450名)
  • 要申込:【申込締切 2013年8月16日(金)必着
  • 参加料:無料
  • 出演:モングンオール・オンダール(トゥバ共和国)、オトクン・ドスタイ(トゥバ共和国)、ボロット・バイルシェフ(アルタイ共和国)、タンダライ(アルタイ共和国)、ほか2名(トゥバ共和国)
  • 主催:国立民族学博物館
  • 協力:日本トゥバホーメイ協会 関西文化力
  • 助成:独立行政法人 日本万国博覧会記念機構
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お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
TEL : 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

出演者

■ モングンオール・オンダール

17歳にして第一回国際ホーメイフェスティバルのグランプリチャンピオンに輝いた。これまでトゥバのグループ「シュデ」に参加したり、若手トップミュージシャンによる「チルギルチン」というグループを組織したりする一方で、古いホーメイの継承、発展に力を注いでいる。また最近では擦弦楽器イギルの演奏はもちろん、製作者としても名を上げている。

■ オトクン・ドスタイ
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若手のホーメイ歌手の中のリーダー的存在で、トゥバの古い民謡の発掘と保存活動もおこない、作曲家としても、新しいトゥバの歌づくり、シーンの活性化に力を注いでいる。現在は、トゥバ日本友好協会の会長をつめるなど国際交流の要になっている。CD に『ホーメイの天地【ユジュム】』(キングレコード)などがある。

 
■ ボロット・バイルシェフ
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1992年、カザフスタンで開催された国際ポピュラー音楽コンテスト「Voice of Asia」で入賞。1994年にはハカス共和国アバカンでのコンテストでグランプリを獲得。その後アメリカのジャズフュージョングループ「ウェザー・リポート」のジョー・ザヴィヌルとの共演をはじめ、ヨーロッパを中心に世界各国で演奏活動を展開する。

■タンダライ

アルタイでも珍しい女性ののど歌歌手。さまざまな伝統的シーンのみならず国際的に活躍している。初来日。

 

司会

小長谷有紀(国立民族学博物館教授)

解説

巻上公一

音楽ユニット「ヒカシュー」のリーダーとして1978年から現在に至るまで作詩作曲はもちろん ヴォイスパフォーマンスやテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを国内外で精力的に行っている 。またトゥバ共和国ののど歌ホーメイの日本の第一人者として多くの歌手を育てているばかりでなく、1997年から毎年トゥバやアルタイから名歌手を招き、国際交流を行い、日本トゥバホーメイ協会の代表を務めている。

申込方法

往復はがきに
  1. 氏名
  2. 住所(返信用宛名面にも)
  3. 年齢(任意)
  4. 電話番号
  5. 参加希望人数(本人を含め4名まで)
  6. 「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)

を明記の上、「9月8日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。
なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。

ハガキ
宛先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
申込締切
2013年8月16日(金)必着