国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2015年12月5日(土) ~12月6日(日)
息づく仮面―バリ島の仮面舞踊劇トペンと音楽

チラシダウンロード[PDF:1.7MB]

※公演は終了しました。ビデオテークにて、公演およびワークショップの映像をご覧いただくことができます(番組番号6057)。

解説資料ダウンロード[PDF:6.6MB]

 

バリ島から、第一線で活躍中の舞踊家2名を迎え、仮面舞踊劇トペンを上演します。青銅製の打楽器を中心とする合奏ガムランを伴奏に、仮面を次々とつけかえて、いろいろな役を演じ分けていく様子をお楽しみください。ガムラン演奏と歓迎の舞踊を担当するのは、西日本を中心に活躍する日本人のグループです。関連ワークショップでは、バリの舞踊家の指導で、それぞれの役柄に特有なからだの動きを体験し、舞踊家がいかに仮面に命を吹き込んでいくのかを学びます。

◆ 研究公演「息づく仮面―バリ島の仮面舞踊劇トペンと音楽」
日時:2015年12月6日(日) 14:00~16:00(開場13:20)  
場所:国立民族学博物館 講堂(450名)
(要展示観覧券(一般420円)/要事前申込)

◆ 関連ワークショップ「仮面を生かす踊り」
日時:2015年12月5日(土) 11:00~13:00(開場10:30)  
場所:国立民族学博物館 講堂(40名)
(参加無料/要事前申込)

・申込方法:申込フォームまたは往復はがき
・申込フォーム・・・11月18日(水)17:00迄/往復はがき・・・11月18日(水)必着
詳しくは下記「申込方法」を参照ください。

主催:国立民族学博物館
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL : 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
 

プログラム

◆ 研究公演「息づく仮面―バリ島の仮面舞踊劇トペンと音楽
日時:2015年12月6日(日) 14:00~16:00(開場13:20)
場所:国立民族学博物館 講堂

【第1部】

  • ガムラン演奏
  • 歓迎の踊りパニャンブラマ
  • 男性舞踊バリス

【第2部】

  • 仮面舞踊劇トペン
◆ 関連ワークショップ「仮面を生かす踊り
日時:2015年12月5日(土) 11:00~13:00(開場10:30)
場所:国立民族学博物館 講堂
※当日は動きやすい服装でお越しください。
  • 解説とデモンストレーション
  • トペンの舞踊体験

出演

イ・クトゥット・コディ I Ketut Kodi
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トペンの第一人者であり、影絵や歌舞劇アルジャなどでも活躍している。歴史や神話など、文学に造詣が深く、バリの芸能家からも尊敬を集めている。芸能研究者でもあり、インドネシア国立芸術大学デンパサール校で教鞭をとる。

 

イ・マデ・マハルディカ I Made Mahardika
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演劇、舞踊からガムラン演奏まで幅広いジャンルをこなす才能豊かな若手芸能家。父はトペンの名手で知られた故イ・クトゥット・スウェチャ氏(IKetut Suweca)。現在は父の後を継ぎ、コディ氏の相手役としてトペンでも活躍をみせている。

 

ギータ・クンチャナ+α(ガムラン演奏)
大阪在住の小林江美により1994年に結成されたグループ、ギータ・クンチャナ。今回は、もう1つの演奏グループ、バパン・サリからも数名の演奏家を迎え特別編成で演奏する。メンバーの多くが、バリ島でガムランを学んだ経験をもつ。

佐味千珠子 、中野愛子、松阪真生子、佐々木みゆき(歓迎の舞)
バリで舞踊を学びつつ関東や関西を中心に活動を展開する舞踊家たち。今回、神戸でバリ舞踊講座を主宰する佐味千珠子の呼びかけにより集まった。バリでの芸術祭出演や、奉納舞踊の参加も活発に行っている。

 

司会

福岡正太(国立民族学博物館准教授)

解説

吉田ゆか子(日本学術振興会特別研究員PD/国立民族学博物館外来研究員)

申込方法《事前申込制》

※申込受付を終了いたしました。

応募者全員に抽選結果を返送いたしましたので、ご確認ください。
お問い合わせ先:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)