国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2019年10月26日(土) ~10月27日(日)
ソン・ハローチョ――国境を越えるメキシコの歌

企画展「アルテ・ポプラル――メキシコの造形表現のいま」 関連


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ソン・ハローチョは、もともとメキシコのベラクルス地方の伝統音楽でしたが、近年、アメリカ合衆国のチカーノ(メキシコ系住民)の間で、自分たちのルーツを伝える音楽として注目を集めています。本公演では、ロサンゼルスを拠点に活動するソン・ハローチョのグループ「カンバラチェ」とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の社会学者ルベン・エルナンデス・レオン教授を招き、メキシコ人のアメリカ合衆国への移住の動向と、チカーノたちの暮らしにもふれながら、新旧のソン・ハローチョを紹介します。

◆ 関連ワークショップ「ソン・ハローチョを楽しもう」
日時:2019年10月26日(土)13:30~15:30(開場13:00)
場所:国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)
(参加無料/要事前申込/定員50名)
 9月18日(水)受付開始
 10月2日(水)必着・締切
※応募は終了いたしました。

◆ 研究公演「ソン・ハローチョ――国境を越えるメキシコの歌」
日時:2019年10月27日(日)13:30~15:45(開場13:00)
場所:国立民族学博物館 エントランスホール(本館1F)
(参加無料/申込不要/定員300名)

 

プログラム

◆ 関連ワークショップ「ソン・ハローチョを楽しもう」 2019年10月26日(土)

メキシコでソン・ハローチョが成立した歴史や、演奏の際に使用する楽器について、カンバラチェのメンバーとともに楽しく学びます。

13:30 ~ 14:30 第1部(解説、公演)
14:30 ~ 14:45 休憩
14:45 ~ 15:30 第2部(公演、質疑応答)
◆ 研究公演「ソン・ハローチョ――国境を越えるメキシコの歌」2019年10月27日(日)

メキシコ人のアメリカ移住とともに、ソン・ハローチョも国境を超えました。アメリカでのメキシコ系住民の暮らしに触れながら、新旧のソン・ハローチョを演奏します。

13:30 ~ 14:30 第1部(解説、公演)
14:30 ~ 14:45 休憩
14:45 ~ 15:30 第2部(解説、公演)
 

出演

カンバラチェ

カンバラチェ
●セサル・カストロ(音楽監督、ハラーナ、レキント、歌、サパテアード)
●マヌエル・デ・ヘスス・"チューイ"・サンドバル
 (エレクトリックギター、ハラーナ、パンデイロ、歌)
●ソチ・フローレス(歌、ハラーナ、サパテアード)
●フアン・ペレス(ベース)

カンバラチェは、ソン・ハローチョと呼ばれるメキシコの伝統音楽を演奏するグループです。
メキシコ出身のセサル・カストロ氏を中心に2007年にアメリカのロサンゼルス市で結成されました。メキシコ系住民が多数居住するイースト・ロサンゼルス地区を拠点に活動し、これまでに『あるファンダンゴの歴史』(2013年)と『音の星座』(2017年)の2枚のアルバムを発表しています。

 

解説

ルベン・エルナンデス・レオン

ルベン・エルナンデス・レオン
(カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)

  

司会

鈴木紀(国立民族学博物館教授)

 
 

申込方法 ◇ 関連ワークショップ「ソン・ハローチョを楽しもう」2019年10月26日(土)

申込受付は終了いたしました。