国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2006年6月4日(日)
ホワイト・カカトゥ来日公演―オーストラリア・アーネムランドの音楽と美術

  • 2006年6月4日(日)14:00~15:30(13:30 開場)
  • 会 場:国立民族学博物館 講堂
  • 主 催:国立民族学博物館
  • 協 力:ディンカム・オージー倶楽部
解 説:
松山利夫(民族社会研究部教授)
上野哲路(ディンカム・オージー倶楽部、NPOアボリジニ文化支援プロジェクト)
ジョン・マンディン Djon Mundine(民博外国人客員研究員(客員教授)、現代美術館(シドニー)アボリジナル・アドバイザー、クィンズランド美術館アボリジナル部門主席学芸員)
 

出 演:
ディジュリドゥ奏者:
Darryl Dikarrna Brown(ダリル・ディカルナ・ブラウン)
歌:
Marshall La la Wi Campion(マーシャル・ララ・ウィ・カンピオン)
Joe Watson(ジョー・ワトソン)
ダンス:
Mick Marara(ミック・マララ)
Tim Kalakala(ティム・カラカラ)
 

オーストラリア先住民アボリジナルのパフォーミング・グループ、ホワイト・カカトゥ(白いオウム)が、東京のディンカム・オージー倶楽部の招きで「みんぱく」にやってきます。ステージでくりひろげられる楽器ディジュリドゥの演奏とダンスそれに歌は、彼らが暮らす大陸北部アーネムランドの自然を、そして日々の生活をうたいあげます。そこには彼らの文化がぎっしりと詰め込まれています。
これらのパフォーマンスは、もともとさまざまな儀礼の場で演じられてきました。その儀礼には、歌やダンスとともに、アーネムランドの特徴的な樹皮画が登場します。第一部では、ホワイト・カカトゥが暮らす地で、いまも制作されるその樹皮画にこめられた意味を、アボリジナルであり「みんぱく」外国人研究員であるジョン・マンディン氏に解説していただきます。

アートをつうじて、アーネムランドに暮らすアボリジナルの文化を体で感じとっていただくこと、それがこの研究公演です。

 

お問い合わせ先
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