国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2012年9月2日(日)
神への祈りと喜びの舞曲―バッハからバルトークへ―
新ヨーロッパ展示関連

チラシダウンロード[PDF:5.12MB]

本公演では、 弦楽四重奏・ 指揮 ・音楽教育において多彩な才能を発揮しているパリ在住のチェリストを中心にしたトリオが、バロック音楽の大家バッハにおける民衆的要素としての舞曲という観点からクラシック音楽と民衆文化との関連を示します。とくにバッハの無伴奏チェロ組曲からは、バロック音楽に特徴的な組曲を構成するアルマンド、クーラント、ジーク、サラバンドなどの形式が中世の舞踏のリズムに始まることがわかります。さらにバルトークなどの後世の楽曲を演奏することで、クラシック音楽における民衆文化の理解への導きとなるでしょう。

  • 日時:2012年9月2日(日) 13:30~15:30(開場13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂(450名)
  • 要申込:※申込受付は終了いたしました。
  • 参加料:無料
  • 出演:セバスチャン・ジャコミ、加勢百合子、工藤祐意・セシリア
  • 主催:国立民族学博物館
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
TEL : 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

出演者

セバスチャン・ジャコミ Sébastien GIACOMI(チェロ)
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チェロと室内楽をヨーヨー・マ、オーギュスタン・デュメイ、マリア=ジョアノ・ピリスに師事。パリ地方音楽院(CRR de Paris)にて、室内楽をイザイ弦楽四重奏団に師事。白血病の闘病生活を乗り越え、現在は指揮者及びラミー弦楽四重奏団チェロ奏者、ユリの花日仏音楽教室の室長及び、キブロン夏期アンサンブル合宿の音楽監督。

 
加勢百合子(ヴァイオリン)
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パリ国立高等音楽院(CNSM de Paris)卒。2003年からラミー弦楽四重奏団第一ヴァイオリン奏者、2006年からはフランスの室内オーケストラ「レ・シエクル」(Les Siècles) のメンバーとして活躍。現在、ユリの花日仏音楽教室ヴァイオリン講師。

 
工藤祐意・セシリア(ピアノ)
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パリ地方音楽院(CRR de Paris)入学。これまでにサン・ノン・ラ・ブレテッシュ、モンロンレバン、スタインウェイ、フランス音楽コンクール、ダリウス・ミヨー、フラムなどのコンクールにおいて優勝。パリ、ビル・ダブレーを始め、Radio-France放送局でのコンサート、サンテミリオン音楽祭へ招待参加。

 

解説

新免光比呂 (国立民族学博物館准教授)

プログラム

13:30~14:00 解説と実演 〈司会・解説者〉演奏者・曲目について
〈演奏者〉バッハの舞曲について
14:00~14:15 休憩  
14:15~15:30 演奏 バッハ:無伴奏チェロ組曲
ハイドン:ピアノトリオ ト長調 XV25
ファリャ(クライスラー編曲):スペイン舞曲(ヴァイオリンとピアノ)
フォーレ:エレジー(チェロとピアノ)
バルトーク:「子どものために」抜粋 (ヴァイオリンとチェロの編曲版)
シューベルト:ピアノトリオ Op.100 第二楽章

申込方法

※申込受付は終了いたしました。

往復はがきに

  1. 氏名
  2. 住所(返信用宛名面にも)
  3. 年齢(任意)
  4. 電話番号
  5. 参加希望人数(本人を含め4名まで)
  6. 「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)

を明記の上、「9月2日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。
なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。

ハガキ
宛先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
申込締切
2012年8月21日(火)必着
 
ご注意
チラシ裏面の情報、「交通のご案内」について誤りがございましたので、お詫び申し上げます。
研究公演にご参加いただく方は、参加券を持参のうえ、各ゲート窓口で提示いただくと、自然文化園を無料で通行できます。