国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2014年9月27日(土)、10月19日(日)、11月29日(土)
トークイベント「イメージの力」
特別展「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」(国立民族学博物館)関連

音楽、デザイン、小説の各界で活躍する3名のトップクリエイターが生み出し、たわむれ、表現する、そのイメージの力に迫ります。(全3回)

国立民族学博物館では、特別展「イメージの力ー国立民族学博物館コレクションにさぐる」関連のトークイベントを開催します。
本イベントでは、クリエイティブな分野で活躍されている3名のゲストをお招きします。「イメージの力」をテーマとして、イメージのつくり方や受けとめ方、その効果や機能など、ゲストが創作活動で感じていることを中心に、本展や創設40周年を迎える当館に対する思いなどについて、当館の研究者とともに語っていただきます。

 

第1回 9月27日(土)13:30~15:00

  • 場所:国立民族学博物館 講堂(開場12:30~)
  • 事前申込みなし/先着順
UA [歌手]

1972年生まれ。
UAとは、スワヒリ語で「花」という意味を持つ言葉。1995年6月ビクタースピードスターからデビュー。『情熱』『悲しみジョニー』『ミルクティー』などのヒット曲を持つ。また、NHK教育『ドレミノテレビ』(2003)に歌うお姉さん"ううあ"としてレギュラー出演。また、『水の女』『大日本人』等映画にも出演。近年は、田舎で農的暮らしを実践し、環境問題や平和を願う活動にも力を注いでいる。三児の母でもある。

 
聞き手

川瀬慈(国立民族学博物館助教)
齋藤玲子(国立民族学博物館助教)

 

第2回 10月19日(日)13:00~14:30 

  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)
  • 聴講には本館展示観覧券(一般420円)または特別展示観覧券(一般830円)が必要です。
  • 事前申込みなし/先着順
三木健 [デザイナー]

1955年神戸生まれ。
「気づきに気づく」をテーマにモノやコトの根源を探り、五感を刺激するような物語性のあるデザインを展開。主な仕事に世界グラフィックデザイン会議、日本アイ・ビー・エムThinkPadプロモーション、ベルメゾン、大阪薬科大学シンボルマークなど。近年、学びをデザインするプロジェクト『APPLE』が国際出版。それに伴い2015年に展覧会を開催予定。国内外での受賞多数。大阪芸術大学教授。 http://www.ken-miki.net

 
聞き手

吉田憲司(国立民族学博物館教授)

 

第3回 11月29日(土)13:30~15:00 

  • 場所:国立民族学博物館 特別展示館
  • 聴講には特別展示観覧券(一般830円)が必要です。
  • 事前申込みなし/先着順
いしいしんじ [小説家]

1966年大阪生まれ。
京都大学文学部仏文学科卒。おもな小説に『ぶらんこ乗り』(2000)、『トリツカレ男』(2001)、『麦ふみクーツェ』(2003、坪田譲治文学賞受賞)、『プラネタリウムのふたご』(2004)、『ポーの話』(2005)、『みずうみ』(2007)、『四とそれ以上の国』(2008)、『ある一日』(2012、織田作之助賞受賞)、『その場小説』(2012)、『いしいしんじの本』(2013)などがある。

※展示場で、小説を書き、読む「その場小説」を実施します。

 

 その場小説「川」をホームページ上でご覧いただけます。
 詳細はこちら

 
聞き手

山中由里子(国立民族学博物館准教授)