国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2015年5月24日(日)、6月7日(日)、6月28日(日)
ワークショップ「忠実再現!インド西部の刺繍布―展示資料の模写に挑戦」
躍動する南アジア―春から秋のみんぱくフォーラム2015関連

あたらしくなった南アジア展示で、刺繍布やアップリケ布をじっくりみてみましょう。
そこには、村落の女性たちが育んだ刺繍技術をみることができます。
このプログラムでは南アジア展示で気になる布を見つけ、同じ色彩の糸や布をつかって現地の人と同じ針目をたどる、刺繍による模写に取り組みます。刺繍技術をまなびながらインドのくらしや社会にふれてみましょう。

  • 日 時:5月24日(日)、6月7日(日)、6月28日(日)
        ※3回連続講座です。
        10:30~16:00(集合 10:20)
  • 場 所: 国立民族学博物館 本館展示場、ナビひろばなど
  • 対 象:全3回参加できる中学生以上の刺繍経験者
  • 定 員:12名(応募者多数の場合は抽選となります)
  • 参加費:各回500円(別途展示観覧券が必要です)
  • 持ち物:刺繍針、糸切りばさみ、デジタルカメラ(模写する資料を記録します)、昼食
  • 講 師:上羽陽子(国立民族学博物館准教授)
        三尾稔(国立民族学博物館准教授) ※6月28日のみです
  • 申込受付期間:4月10日(金)から5月10日(日)必着 ★申込受付は終了しました。
  • 結果通知:5月14日(木)頃
 

知っておいてほしいこと

  • 持ち物について
    刺繍布を模写作成していただくために、現地のガラスミラーなどはご用意しておりますが、その他に必要となる布や糸などはご自身で用意いただくことになります。
  • 制作について
    講座と講座の間は、ご自宅でも制作をすすめてください。制作の計画などについては、講師がアドバイスいたします。
  • プログラムで作成したものは、館内で展示したあと郵送にて返却いたします。
     展示期間:7月2日(木)~7月14日(火)
     返却時期:7月下旬頃
 

よくあるご質問

  • 用意する布の大きさや素材、刺繍糸の種類などを教えてください
    準備していただく布や糸などは、どの資料を模写するかにより違ってきます。
    必要となる素材については、プログラム中に講師と一緒に資料を観察しながら考えていきますので
    初回は、刺繍針と糸切りばさみ、デジタルカメラをお持ちください。
  • 刺繍の経験はどのくらい必要ですか?
    運針や鎖縫い(チェーン・ステッチ)などの経験があれば大丈夫です。
  • どのような刺繍をするのか教えてください。
    どの資料を模写するかにより、刺繍の種類も違ってきます。
    運針や鎖縫い(チェーン・ステッチ)などをして、ウォーミングアップしておいてください。
 

講師プロフィール

上羽陽子(国立民族学博物館准教授)

インドで牧畜を主な生業とする人びとの刺しゅうや染め、織りなどの手工芸品の研究をしています。著書に『インド・ラバーリー社会の染織と儀礼—ラクダとともに生きる人びと』(昭和堂2006年)、『インド染織の現場—作り手たちに学ぶ』(臨川書店2015年)。

 
三尾稔(国立民族学博物館准教授)

宗教文化がインドで暮らす人びとの生活にどのように息づいているのか、またそれがどう変わってきているのかに関心を持っています。主な編著書に『インド ポピュラー・アートの世界』(千里文化財団2011年)など。

 

お申し込み方法

★申込受付は終了しました。

申込フォームまたは往復ハガキに必要事項を記入のうえ、ご応募ください。なお、ご応募は1通につき1名までとさせていただきます。

申込受付期間:4月10日(金)から5月10日(日)必着

  • ご応募いただいた方には、当館より結果をお知らせします。
  • 申込フォームでお申込の場合、受付完了の返信メールをお送りします。返信メールが届かない場合、お手数ですが再度お申込をお願いします。
  • ご応募いただいた方の個人情報は、当館事業に関する目的以外では使用しません。
  • 天候やその他の都合により、イベント開催日時などの変更がある場合があります。予めご了承ください。
申込フォーム

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往復ハガキ

★申込受付は終了しました。

お問い合わせ

国立民族学博物館 企画課 電話:06-6878-8532(土日祝除く9時~17時)