国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

地域展示・通文化展示

地域展示・通文化展示場が新しく生まれ変わりました

本館では、『展示基本構想2007』をもとに、展示場を順次刷新しています。これまで、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、南アジア、西アジア、東南アジア、東アジア展示(朝鮮半島の文化、中国地域の文化、日本の文化)の地域展示と、音楽・言語の通文化展示、インフォメーション・ゾーンが新しくなりました。これに引き続き、2016年6月に中央・北アジア展示とアイヌの文化展示が新しくなりました。
展示基本構想2007についてはこちら [PDF: 372KB]
展示基本構想2007補遺についてはこちら [PDF: 163KB]

 

地域展示・通文化展示

本館における展示は、地域展示と通文化展示からなっています。展示場マップはこちら
地域展示では、世界をオセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、それに日本を含むアジア各地域に分け、オセアニアを出発して東回りに世界を一周し、最後に日本にたどり着く構成をとっています。日本の文化を世界各地の文化との関連の中で理解できるように配慮したものです。民博では、創設以来、世界の民族文化に優劣はなく、すべて等しい価値をもつという認識にもとづいて、展示をつくり上げてきました。それぞれの文化に見られる違いは、人類の営みの豊かな多様性を示すものとして展示されています。
また、世界の人びとの暮らしがよくわかるように、衣食住などの生活用品を中心とした展示になっているのも特徴のひとつです。
一方、通文化展示とは、特定の地域単位でなく、特定のジャンルを取り上げて広く世界の民族文化を通覧する展示で、現在は音楽と言語についての展示を常設しています。
展示場では、みんぱく電子ガイド(無料)で解説を見ながらご観覧いただけます。みんぱく電子ガイド(無料)についてはこちら

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