国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

バター茶作り用おけ

  • 資料番号HI 11132
  • チベット族・西蔵自治区
バター茶作り用おけ

チベットのバター茶をつくるための攪拌(かくはん)器。伝統的には木製だが、最近は合成樹脂製もおおい。チャパカという茶の葉をレンガ状に固めたものをひとつかみ分くだき、大鍋で1時間ほど煮出す。それとディ(ヤクのめす)のバターを大きなへらひとかき分、塩大さじ1杯を筒のなかで攪拌する。攪拌棒の下のほうには切れ目のはいった弁がついていて、能率よく攪拌できるが、これを十数回上げ下げするのはたいへんな労働である。