1821年に長崎に入ったラクダはその後、大阪を始発点として日本各地を見世物巡業した。 当時の宣伝ビラである引札には、『本草綱目』などをもとにしたラクダの効能が列挙されており、毛は疱瘡、尿は皮膚病に効くとある。