国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「マンダラ ─ チベット・ネパールの仏たち」

トップページ > 展示場の紹介 > 仏教のパンテオン
仏教のパンテオン

- 菩薩 - 女神 - 護法神 - 群小神・その他
パンテオンとは神々の体系のことです。ギリシャ神話や日本の古事記のように、世界の神話や宗教には複数の神が登場するものがあります。これらの神々は各自が固有の役割を持っていたり、神々同士が関係づけられたりします。本来、仏教は神のような超越的な存在を認めていませんでしたが、大乗仏教や密教の時代には、歴史上の仏である釈迦以外にも、さまざまな「聖なるものたち」が経典に登場するようになり、仏教のパンテオンが形成されます。パンテオンの上部には、すでに悟りを開いている仏たちが位置し、悟りを求めて修行をする菩薩たちがこれにしたがいます。仏法を守る護法神や諸天がさらに加わり、さまざまな女尊(女性のほとけ)も現れました。