企画展「インド ポピュラー・アートの世界~近代西欧の出会いと展開」

19世紀後半から20世紀前半にかけて西欧文明との出会いの中で誕生し、ユニークな発展を遂げたインドのポピュラー・アート(印刷宗教画、彩色写真、絵葉書、ポスター、カレンダー、マッチやたばこの包装紙画など)。約140点の印刷絵画やポスター、コラージュの展示を通じて、その成り立ちや魅力を紹介し、今日の「インド」イメージの源流に迫ります。
- 会期:2011年9月22日(木)~ 11月29日(火)
- 場所:国立民族学博物館 企画展示場A
- 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合は、翌日が休館)
- チラシダウンロード[PDF:5.47MB]
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展示趣旨
インドのポピュラー・アートは、宗教画や細密画の伝統を下地に、19世紀にインドに到来した印刷技術、西欧風の構図やモチーフの影響を深く受けて成立しました。そして宗教画・ポスター・カレンダー・マッチやたばこの包装デザインなど様々な媒体に展開し、独特のテーマや技法を有するユニークな美術ジャンルに発展しました。まさに日用品の中の芸術として人びとの生活に根づいて発展して
きたのです。当時のポピュラー・アートを読み解くことは、それを作成し鑑賞した人びとの世界観や価値観を知ることにつながります。
またこの時期に確立したポピュラー・アートは、現代のインドイメージの形成や今日のインドの大衆の美的センスや趣味にも大きな影響を与えています。ポピュラー・アートは現代インドを理解するための1つの鍵と言えるでしょう。
本企画展ではインドポピュラー・アートを長年研究してきたインド視覚芸術センター所長のジャイン博士のコレクションの中から約140点を紹介します。このコレクションはインドだけでなく、イギリス・フランス・ドイツなどでも展示され、各地で高い評価を得ています。日本では初公開となるものです。
1943年インド生まれ。インド視覚芸術センター所長。1972年オーストリア・ウィーン大学で博士号。1984 ~ 2000年インド国立民芸博物館館長。2000年ジャワーハルラール・ネルー大学美術学部創設と同時に学部長就任(07年まで)。2008 ~ 2011年インディラ・ガンディー国立芸術センター所長。2011年より現職。インド美術史を専攻、特にインド各地の民芸の探究・収集・展示に尽力。英文研究著書多数。インド近現代のポピュラー・アートのユニークな特徴にも早くから関心を寄せ、膨大なコレクションを作り上げている。今回の企画展ではその一部が日本で初めて公開される。
関連イベント
みんぱく ウィークエンド・サロンー研究者と話そう
本企画展の準備に携わってきた研究者が展示場でインドのポピュラー・アートの背景や見どころをわかりやすく解説します。11月には展示作品のコレクターのジャイン博士が来館し、自身のコレクションについてお話しします。
詳しい時間やテーマは別途ご案内します。
国立民族学博物館、人間文化研究機構「現代インド地域研究」プログラム共催 国際研究フォーラム
「近現代インドにおけるナショナリズムと大衆文化」
- 日時:2011年11月5日(土) 13:30~17:00
- 場所:国立民族学博物館 第3セミナー室
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参加無料/申込不要/通訳なし
※発表およびディスカッションはすべて英語でおこないます。 - 詳細はこちら
主催: 国立民族学博物館







