国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

企画展「台湾平埔族の歴史と文化」

  • 会期:2013年9月12日(木)~11月26日(火)
  • 場所:国立民族学博物館 本館企画展示場A
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合は、翌日が休館)
  • 無料観覧日:9月14日(土)、9月16日(月・祝)、11月3日(日・祝)11月16日(土)、11月17日(日)
  • ※本館展示の観覧料が必要です。 詳細はこちら
    ※毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で観覧できます。ただし、自然文化園(有料区域)を通行される場合は、同園の入園料(250円)が必要です。
  • 主催:国立民族学博物館、国立台湾歴史博物館(台湾)
  • 後援:公益財団法人交流協会、台北駐日経済文化代表処
  • 協力:天理大学附属天理参考館
 
展示趣旨

80年代以降に台湾で進んだ民主化は、政治的な公正さだけでなく、多様な民族が共生する社会をめざすものでした。かつて高砂族(たかさごぞく)とよばれたオーストロネシア系の先住民族、漢族系住人とひとくくりにされてきた客家(はっか)の人たちが民族としての自律性を求め、それが社会の中で認められていきました。早くから漢族の影響を強くうけ、習慣、言語、物質文化が大きく変化していった平埔族(へいほぞく)の人たちもまた、歴史史料や博物館資料を手がかりに自分たちの歴史を見つめなおし、民族アイデンティティを再興させていきました。本展示会は平埔族の歴史と文化を考え、彼らの主張に台湾社会の人たちが耳を傾ける機会を創った国立台湾歴史博物館の特別展示会を日本で再構成したものです。

関連イベント
みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう「台湾民族事情」 終了

話者:野林厚志(国立民族学博物館教授)
日時:2013年10月13日(日) 14:30~15:30(予定)
場所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)
定員: なし(ご自由に参加いただけます。)

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みんぱくゼミナール「台湾平埔族の歴史と文化」

話者:野林厚志(国立民族学博物館教授)
日時:2013年11月16日(土) 13:30〜15:00(開場 13:00)
場所:国立民族学博物館 講堂
定員: 450名[先着順/申込不要]
参加費:無料

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お問い合わせ:〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号 Tel:06-6876-2151(代)