
ポン(Bon)教は中国のチベット自治区全域、四川省、甘粛省、青海省、雲南省からヒマラヤ南麓にまで広く分布している宗教で、仏教がチベットにもたらされ、政権と結びつく前まではその地域の主流をしめていました。土着的要素と密接な関連を保ちながら、独自の高度な教理体系を築きあげ、少数派ながらいまも宗教集団として生きつづけています。チベット仏教の哲学・儀礼の随所にポン教からの影響が認められます。また古いポン教徒はシャンシュン語という未だその系統も文法も明らかにされていない言語をもちいていました。この言語はチベット文語の成立に重大な影響を及ぼしたはずです。このように、ポン教はさまざまな面で、チベットの文化基盤を代表する宗教であり、その地域を理解するうえで不可欠の要素といえるでしょう。| 展示記録映像 | |||||||
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2009年4月23日(木)〜2009年7月21日(火)に開催された企画展「チベット ポン教の神がみ」にて展示されたポン教のタンカをはじめ、貴重な展示資料を映像にし、公開いたしました。
冒頭ではポン教の僧侶、ツルティム・テンジン氏(ティテン・ノルブツェ寺瞑想学堂・堂長)とサンゲ・イェシェ氏によるポン教の儀式の様子も収録しています。 |
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