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[2013.05.07]本館教授 小長谷有紀がモンゴル国教育科学省より感謝状授与
平成25年5月7日、本館民族社会研究部教授 小長谷有紀が、モンゴル遊牧文化を日本に紹介した学術研究業績及びモンゴル研究への貢献により、モンゴル国教育科学省から、感謝状を授与されました。
また、同じく、モンゴル国における科学技術の革新への貢献により、日本人として初めて「優秀学術研究者」徽章(きしょう)を授与されました。
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/konagaya/index
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〇 略歴
京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。京都大学文学部助手を経て、1987年より本館。現在、本館民族社会研究部教授。
〇 専門分野
文化人類学、文化地理学、モンゴル・中央アジアの遊牧文化
〇 コメント(本館民族社会研究部教授 小長谷有紀)
「このたび、日本での紫綬褒章受章にくわえて、モンゴルからも感謝状とともに「優秀学術研究者」徽章(きしょう)をいただき、たいへんありがたく存じます。モンゴルの文化や現代史に関する資料をこつこつ集めて公開するというわたくしの仕事は、何よりもまずモンゴルの人びとの協力があってはじめてできたことです。1979年に社会主義時代のモンゴルに留学したときの先生がた、友人たちにはじまり、1989年の民主化運動をへて、現地調査に出かけられるようになってからは、草原で暮らす遊牧民のみなさん、都市にすみインタビューに応じてくださった諸先輩がた、あるいはまた一緒に仕事をしてくださった研究者のみなさんに、心から深く感謝いたします。今後も、これまで以上に、より一層精進してゆく所存です。」
在大阪モンゴル国総領事クランダ氏(写真左)から感謝状を授与される国立民族学博物館小長谷教授(写真右)
◆お問い合わせ◆
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