国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

ねがい・うらない・おまじない―現代の占い文化:現代の占いブームを語る―

HEP FIVE ロゴ HEP FIVE 学習塾:民博シリーズ
ーーーー
 
【image】

ねがい・うらない・おまじない

現代の占い文化 ─ 現代の占いブームを語る

異界の威力に人々は怯え、憧れ、すがる……。
占い文化の現代と未来を鋭く探ります。


2000年8月22日(火) / 開演 19:00~

講師:近藤雅樹(民博教授)
場所:ヘップファイブ8階
当日1800円 全席自由
お問い合わせ:ヘップホール事務局【 TEL 06-6366-3636 】
主催:HEP FIVE
企画:千里文化財団
協力:国立民族学博物館

 

空前の占いブーム!?
 今、安倍晴明が人気を博しています。彼が作った切紙細工の鳥形は、投げ上げると本物の鳥になって飛んでいったといいます。
 意表をつく「奇蹟」を演出して皇族、貴族たちを畏れさせた晴明が、人気作家の小説やコミック誌を通じて紹介されると、たちまち多くの現代人を魅了しました。背景には超能力へのあこがれがあり、それが現代の占いブームを支えてもいます。

 

算盤塾と英会話教室改めパソコン塾と占い教室
 人間は誰でも他の人より秀でた能力の持ち主でありたいと望んでいます。そこで努力もしますが、反面、超能力を与えてほしいと夢見て暮らすことも多いのです。そこから超現実世界とのチャネリングを求める行為が始まります。
 コンピューターソフト、インターネット産業の分野で占いが大ヒットしているのは、ゲーム感覚で楽しまれているばかりではなく、手軽に仮想体験ができる仕掛けになっていることの方が効いているのです。

 

占い産業の行く末
 自分でも占ってみたいと考え、占い師を魔法使いか超能力者のように思ってその能力の伝授を望む人たちも大勢います。そんな現代社会のムードを敏感に察知して、従来のマンツウマン式のやり方から発想を転換し、新しいスタイルの占い産業を起こした人たちがいます。そんな占い産業のパイオニアと一緒に現代社会の占い事情について、また将来について語ります。
 ひょっとすると、占いをめぐる「予言」があるかも……。

 

講師プロフィール
近藤雅樹(こんどうまさき)
国立民族学博物館 民族学研究開発センター 教授
1951年東京都生まれ。
1977年武蔵野美術大学造形学部卒業。
財団法人日本常民文化研究所、兵庫県立歴史博物館学芸員、国立民族学博物館助教授を経て、1999年3月より現職。主な研究地域、研究領域は、日本、日本物質文化論。
著書に『おんな紋―血縁のフォークロア』、『霊感少女論』
共著に『魔女の伝言板―日本の現代伝説―』
編著に『図説日本の妖怪』など。