国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

韓国ソリの世界―おと・うた・ことば

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韓国ソリの世界─おと・うた・ことば

音・声・言葉をひとことで表す韓国の「ソリ」を体感し、
考える楽しいひとときを過ごします。


2002年2月19日(火) / 開演 19:00~

講師:朝倉敏夫(国立民族学博物館 民族社会研究部 教授)
場所:ヘップファイブ8階
前売1500円 当日1800円 全席自由
お問い合わせ:ヘップホール事務局【 TEL 06-6366-3636 】
主催:HEP FIVE
企画:千里文化財団
協力:国立民族学博物館

 

 私たちは日々、いろんな音に囲まれて生活をしています。日本では、そういったいろんな音たちはそれぞれに区別して話されます。お寺から聞こえてくるのは”鐘の声”ではなく”鐘の音”ですよね。また、「あなたの言葉は間違っている」というのと「あなたの音は間違っている」とでは話の意味が全然違ってきます。
 お隣の韓国には、これらの”音”、”声”、”言葉”をひとことで表す単語があります。それが”ソリ”です。岩に砕ける波の音も、ヒソヒソ話す人の声も、韓国では”ソリ”と表現します。もちろん、必要に応じて”音─ウム”、”声─モッ”、”歌─ノレ”、”言葉─マル”と区別することもありますが、”ソリ”という韓国語はもっと大きな意味で私たちが耳にする音全体を表す言葉だといえます。こういった、日本語と韓国語の”音を表す言葉”についての違いは一体どこから生まれるものなのでしょうか。
 そんな日本とは少し違った韓国の”音”について体感する”韓国ソリの世界(おと・うた・ことば)”への旅にみなさんをお誘いしたいと思います。「韓国の民族楽器の響きには意味があるんだって?」「日本語と語順が同じ韓国語。英語よりも覚えやすいってホント?」「韓国の民謡にもこぶしがある?」そんな疑問をお持ちのあなた、ぜひ、ご参加ください。みんなで一緒に楽器を叩いたり、韓国語のあいさつを覚えてみたり、歌ったりしながら、”ソリ”について考える楽しいひとときがあなたを待っています。

 

講師プロフィール
朝倉敏夫(あさくらとしお)
国立民族学博物館 教授
1950年東京都生まれ。
武蔵大学人文学部卒業。
明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得。
現在、国立民族学博物館教授。
韓国・中国朝鮮族の調査・研究に従事。
主な著書に「食は韓国にあり」、「日本の焼肉 韓国の刺身」、「変貌する韓国社会」、「韓国を知るQ&A 115」など。

 

安聖民(アンソンミン) 【image】 1966年生まれ。
大阪市生野区生まれの在日韓国人3世。
現在、韓国 漢陽大音楽学部 国楽科 修士課程在学中。
韓国音楽学専攻。
また、南海星(人間文化財:水宮歌)に師事し、パンソリも修行中。