国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

パリ人類博物館所蔵作品上映会―フランス人の撮った異文化への誘い

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パリ人類博物館所蔵作品上映会
フランス人の撮った異文化への誘い

日本とフランスで開催される、視点の違いが興味深い映画祭です。

主催:
国立民族学博物館
HEP HALL
大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ
フランス大使館


 HEP HALL (TEL:06-6366-3636) 
●2002年3月6日(水)18:30~20:30
 ワレ・シャンタル【ザイール】監督:エレーヌ・パケジィー
●2002年3月7日(木)18:30~20:30
 炭焼きさん教えてよ【フランス】監督:ソフィー・オディエ

 大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ (TEL:06-6358-7391)   ※先着50名様【要予約】
●2002年3月8日(金)14:00~16:00
 阿闍梨-山の道【日本】監督:ダニエル・モロー

 国立民族学博物館 (TEL:06-6876-2151) 
●2002年3月9日(土)13:30~16:00
 ネルヴァル夫人のひらめき【ハイチ】監督:グロード・ナジュマン
 二度の死【モロッコ】監督:イバン・ボォカラ

 

 国立民族学博物館並びに大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズによる民族誌映画祭開催に際し、心からお慶び申し上げます。
 ここに上映される民族誌映画及び討論会は、卓越した専門家であり、また友人同士でもある、フランス国立社会学高等研究員のマルク・アンリ・ピオ教授と国立民族学博物館の大森康宏教授のご尽力によるものであります。
 映像、特に動く映像というものは異なる文化を理解するうえで最も適した道具であります。研究者によってそれらの映像が正確に撮影され編集される時、その映像は我々に指示するような見せ方をせず、むしろ我々が観察することを助け、すべてを明らかにせず、むしろ我々に問いかけ、また説明するのではなく、我々に話しかけるのです。
 不確かなこの時代に、他社へ目を向けることは重要です。今回の民族誌映画祭はこの意向に添ったものであります。
 この映画祭はさらにもうひとつの役割を持っております。日本とフランスによって開催されることにより、我々のすべてが最も必要としている事柄、つまり視点の違い、アプローチのしかた、見解などがこの映画祭において重ね合わさっているということなのです。

─パトリス・ジョルラン─

 

 

解説:

マルク・アンリ・ピオ
フランス国立社会科学高等研究員
民族学博士
フランス民族誌映画大会審査員

映像作品に「田舎の若者」1992年、「シルクロード」1987年、近年の著書に「人類学と映画・映像への道、映像からの道」2000年等がある。現在はブラジルにて人類学映画指導および研究活動中。

 

フレデリック・ダール
大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズディレクター
37歳。パリ・ソルボンヌ大学文学部卒業。近代文学教授資格取得。
1987年から1998年まで、ザンビア、ドイツ、フランス、南アフリカ共和国にて教職に就く。1998年より現職。

 

大森康宏(おおもりやすひろ)
国立民族学博物館民族文化研究部教授
総合大学院大学文化科学研究科比較文化学教授、専攻長

1943年東京都生まれ。フランス・パリ第10ソルボンヌ大学民族学部博士課程修了。国立民族学博物館助教授を経て、1995年より現職。民族学博士。専門は映像人類学(民族誌映画)。著書に「映像人類学の冒険」(せりか書房)、「THE UNIVERSE OF HULA ─フラの世界─」、「HAWAI'I」DVD videoなど。映像作品40本。撮影・製作監督を務めた「津軽のカミサマ」が1995年フランスパリ第14回民族誌映画大会ナヌーク賞(グランプリ)受賞。