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ヒマラヤン・マサラ・ミュージック―ネパールのポピュラー音楽

HEP FIVE 学習塾:民博シリーズ
ヒマラヤン・マサラ・ミュージック
ネパールのポピュラー音楽
ワールド・ミュージック好きは必見。
ネパール・ポップスのスパイシーなサウンド!!
2002年9月10日(火) / 開演 19:00~
講 師:南真木人(国立民族学博物館 助手)
ゲスト:パンチャ・ラマとチョウタリ・バンド
場 所:ヘップファイブ8階
前売1500円 当日1800円 全席自由
お問い合わせ:ヘップホール事務局【 TEL 06-6366-3636 】
主 催:HEP FIVE
企 画:千里文化財団
協 力:国立民族学博物館
ネパール
世界で一番高い山があるヒマラヤ山脈をもつ王国です。インドとチベット(中国)にはさまれて、両方の文化が混じり合っています。ヒンドゥー教を国の宗教としているので、人びとは何れかのカーストに属している、カースト社会でもあります。最近、関西ではインド料理と少し違う「ネパール料理」が隠れた人気をえているようです。実は、紅茶もインドのダージリン・ティーに勝るとも劣らない、上等なものを作っています。
伝統的な音楽家集団
カースト社会ということで、楽器を演奏するのは音楽家カーストの仕事です。わかりやすくいえば、代々続くプロの音楽家の家系があるようなものです。ガンダルバーという人びとは、サーランギーという弦楽器の弾き語りをします。また、オーダー・メイドで服を仕立てるカーストの人びとは、結婚式に5種類の楽器をつかってお祝いの音楽を演奏します。現在は、音楽家カーストの生まれでなくても、楽器を演奏する人が増えてきました。
ポピュラー音楽
若い人の間では、インドあるいはネパール映画の歌謡曲と欧米のポップスが人気があります。FM放送、ライブハウスなど、都市にくらす若者のサブ・カルチャーは国境を越えて同じです。今回出演するパンチャ・ラマさんとチョウタリ・バンドは、東京在住で日本各地で演奏活動をしており、本国ではCDでおなじみです。日本人ミュージシャンと音楽活動をすることで、より越境的な音楽が生まれました。もちろん、そのベースにはネパールの空に響く竹笛(パーンスリー)と、太鼓(マーダル、タプラー、ダマハ、テヤムコ)のスパイシーな音色やリズムが流れています。
─マサラとは?─
マサラとは香辛料のことです。コリアンダー、クローブ、ターメリックなど、香辛料にはそれぞれ名前がありますが、それをミックスしたものがマサラです。インド映画をマサラ・ムービーというように、いろいろな要素をミックスして美味しい音楽ができあがった、それがマサラ・ミュージックです。
─チョウタリとは?─
チョウタリとは、ネパールの街道の峠や村のなかにつくられた休憩場のことです。そこは石を組んだ壇になっていて、イチジクの仲間のインドボダイジュとベンガルボダイジュの大木2本が植えられています。木陰のおかげでチョウタリには、いつも涼風がそよぎ、木の実を食べにくる鳥のさえずりも聞こえてきます。
講師プロフィール
南真木人(みなみまきと)
国立民族学博物館 民族社会研究部 助手
1961年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。学術修士。1991年に民博へ着任。専門は生態人類学。
最近は、ネパール人が日本へ出稼ぎに来るようになった契機とその後の動向を明らかにするため、在留ネパール人コミュニティの活動と本国とのネットワーク、ネパール国内の労働法や移民法の影響などを研究。また、ネパールの環境問題の普遍性と多様性、そしてその要因を明らかにするため、村落調査をつづけている。
Pancha Lama(パンチャ・ラマ)
チョウタリ・バンド バーンスリー奏者
1970年ネパール東部、インドの国境に近いサルラヒ郡に生まれる。幼少の頃から音楽に親しみいつも笛を持ち歩いていたことからいろいろなお祭りに呼ばれて笛を吹くようになる。14歳の時、スカウトされプロのバーンスリー奏者になる。テレビ、ラジオ、映画などでの演奏やレコーディングは数千曲におよびインドや台湾、タイなどでコンサートを開く。1994年来日。95年の花博の出演をきっかけに96年日本人とネパール人混合のバンド「チョウタリ・バンド」を結成しファーストアルバム「チョウタリ」をリリースする。同年10月、NGO主催の「国際協力フェスティバル」に参加し圧倒的な人気を得る。99年セカンドアルバム「滝」サードアルバム「ヤタラ」をリリース、また、さだまさしのCDにも参加し日本全国で幅広く活動している。







