国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展の解説書

アジアとヨーロッパの肖像 SELF and OTHER : Portraits from Asia and Europe  2008年9月11日刊行
朝日新聞社

出版物情報

  • 共編者: 吉田憲司(代表)、ブライアン・ダランズ(副代表)、他
  • 編集:国立民族学博物館
  • 発行:朝日新聞社
  • 定価:2,381円(税抜) ミュージアム・ショップ(online shop)
  • 判型・体裁:A4変形判
  • 頁数:320頁

主題・内容

アジアとヨーロッパの人びとが、自らをどのようにとらえ、お互いをどのように受け入れてきたのか。この特別展は、そんな認識の移り変わりを広い意味での「肖像」によって、時の流れの中にたどろうという試みです。写楽の役者絵から、レンブラントの自画像、岸田劉生の麗子像、南蛮屏風に、ミュシャ、ロートレックのリトグラフ、ウォーホールのマリリン・モンローや森村泰昌の前衛的な作品まで、他の展覧会では並んで展示されることの少ない作品たちが、一同に展示されています。また、アジア・ヨーロッパの18カ国にわたる、非常にユニークな国際巡回展の我が国における解説書でもあり、どの会場でどの作品が展示されるのかを網羅した出品目録もついています。「人を描くこととは何か」を考える貴重な資料となりましょう。

 

特別展「アジアとヨーロッパの肖像 SELF and OTHER: Portraits from Asia and Europe」