国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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更新日時:2017年6月7日

相島葉月AISHIMA Hatsuki

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専門分野

イスラーム、マスメディア、身体文化、社会階層、思想史

専門地域

中東・北アフリカ(特にエジプト)

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研究の自己アピール

「今日のエジプト社会において知識人であるというのはどういう意味を持つのか?」という問いを解明すべく、現代中東を代表するイスラーム思想家であるアブドゥルハリーム・マフムード(1910-78年)の生涯、著作および公共的イメージを主題とした研究を行ってきました。マフムードはエジプトのアズハル学院を卒業した後、フランスに渡り、ソルボンヌ大学でスーフィズム(イスラーム神秘主義)をテーマとした博士論文を書いたことで知られています。2006~2008年にエジプトで行った調査では、アブドゥルハリーム・マフムードの思想をより良く理解するために、彼のファン層である教養のある都市中流層が彼のどこに魅力を感じているのか考察しました。近年は都市中流層の身体化された教養とモダニティについて探求するために、エジプトの空手家コミュニティに関する調査を行っています。

メッセージ

空手家コミュニティの調査をするにあたり空手道を習い始めました。相変わらず初級者ですが、思想研究は会話や文章の分析が中心だったので、身体を通じての学びを楽しんでいます。

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