研究の自己アピール
マレーシアの森の民、オラン・アスリを対象に、彼らの生活世界に関わる事柄を対象にした人類学的研究を行なっています。マイノリティの先住民である彼らは、国家や主流民族から虐げられた社会的弱者であり、社会の周縁に生きる人びとです。私は、彼らの生活世界やメンタリティを研究することを通じて、周縁の視点から中心に位置する国家や社会のあり方を問い直す可能性を探っています。
更新日時:2012年4月1日
信田敏宏NOBUTA Toshihiro

調査村の人びとと。左端が私
家族・親族、開発、マイノリティ
東南アジア
![[img]](/sites/default/files/museum/showcase/staff/nobuta/img/fukidashi.jpg)
マレーシアの森の民、オラン・アスリを対象に、彼らの生活世界に関わる事柄を対象にした人類学的研究を行なっています。マイノリティの先住民である彼らは、国家や主流民族から虐げられた社会的弱者であり、社会の周縁に生きる人びとです。私は、彼らの生活世界やメンタリティを研究することを通じて、周縁の視点から中心に位置する国家や社会のあり方を問い直す可能性を探っています。
マレーシアのマイノリティ民族の研究をしている関係から、困難な状況の中で自らの生きる道を模索する彼らの姿をよく目にします。今後は、「マイノリティがよりよく生きられる社会は、普通の人びとにとっても同様に生きられる社会である」という観点に立って、彼らの生き方を世界に向けて広く発信していきたいと考えています。