研究の自己アピール
現在ラテンアメリカと呼ばれる地域は、その大部分がかつてスペインとポルトガルの植民地でした。わたしはその植民地における先住民社会の歴史的変容を研究しています。とりわけ、南米のアンデス、アマゾン川上流、ラプラタの3つの地域が対象です。歴史的変容といってもさまざまな側面がありますが、わたしはおもにキリスト教の宣教にともなう先住民の居住環境の変化、政治組織の再編成、宗教実践の変容、言語政策の効果、文字の導入、ヨーロッパ美術の受容に関心をもっています。
更新日時:2012年7月15日
齋藤晃SAITO Akira

![[img]](/sites/default/files/museum/showcase/staff/saito/img/fukidashi.jpg)
現在ラテンアメリカと呼ばれる地域は、その大部分がかつてスペインとポルトガルの植民地でした。わたしはその植民地における先住民社会の歴史的変容を研究しています。とりわけ、南米のアンデス、アマゾン川上流、ラプラタの3つの地域が対象です。歴史的変容といってもさまざまな側面がありますが、わたしはおもにキリスト教の宣教にともなう先住民の居住環境の変化、政治組織の再編成、宗教実践の変容、言語政策の効果、文字の導入、ヨーロッパ美術の受容に関心をもっています。
近代初期のスペインとポルトガルの海外拡張は、現代のグローバリゼーションの先駆けと呼べるような地球規模のひとやモノ、情報の移動を引き起こしました。とりわけ、植民地となったアメリカでは、異なる社会、異なる文化が、不釣り合いな力関係のもと、さまざまな交渉を繰り広げ、その過程でそれぞれ大きく変化していきました。その歴史を学ぶことは、グローバリゼーションの先の未来を見つめることにつながると考えています。