研究の自己アピール
私は、1997年からインド・グジャラート州で、牧畜を主な生業とする人びとの刺繍・編物・織物などの製作技術や、通過儀礼での使用方法について調査研究しています。現地の人びとは、大がかりな道具を使わなくても、身体を上手に利用してものづくりをおこなっています。作り手の知恵や工夫がたくさんつまった手工芸技術は、ひるがえって便利になりすぎた日本での創意工夫のあり様の再考にもつながります。作り手の勘やこつを見逃さないような技術誌を著していくことを考えています。
更新日時:2012年4月1日
上羽陽子UEBA Yoko

物質文化、博物館、芸術・美術
西アジア、南アジア(インド、ネパール)
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私は、1997年からインド・グジャラート州で、牧畜を主な生業とする人びとの刺繍・編物・織物などの製作技術や、通過儀礼での使用方法について調査研究しています。現地の人びとは、大がかりな道具を使わなくても、身体を上手に利用してものづくりをおこなっています。作り手の知恵や工夫がたくさんつまった手工芸技術は、ひるがえって便利になりすぎた日本での創意工夫のあり様の再考にもつながります。作り手の勘やこつを見逃さないような技術誌を著していくことを考えています。
展示場では、実際の手工芸品をみて、その製作技術やそこに込められた工夫を感じていただけると思います。また、現地の人々から教わった知恵を盛り込んだ、さまざまなものづくり系のワークショップを随時開催しています。私たちは、実は目の前にあるものをみているようでみていません。ぜひワークショップに参加していただき、手を動かしながら、眼をきたえていきましょう。