箱﨑真隆
箱﨑真隆
国立歴史民俗博物館・特任助教
HAKOZAKI Masataka
National Museum of Japanese History・Research Assistant Professors
私はこれまで日本全国の現生木・遺跡出土材・自然埋没木を対象に、年輪年代法(年輪幅・酸素同位体)と炭素14年代法を適用して、過去5300年間の長期標準年輪曲線と暦年較正曲線の構築に取り組んできました。
現在は朝鮮半島南部の紀元前13世紀-紀元6世紀の遺跡出土材を対象に、年輪年代法と炭素14年代法の併用による、高精度年代決定と古気候復元に取り組んでいます。
本プロジェクトでは、上記の研究から得られた日本列島と朝鮮半島の年輪データを使って、高い年代精度と時間分解能を伴う北東アジアの古気候復元を目指します。また、気候変動と社会変容がどのように関連づけられるのかを検討したいと考えています

研究業績の詳細はこちら(国立歴史民俗博物館ホームページ)