【表紙】
月刊みんぱく
2002年 6月号
第26巻第6号通巻第297号
2002年6月5日発行
表紙 服で語る李さん一家
表紙写真の説明 佐藤浩司(民族文化研究部)
みんぱく・えっせい 296
Nさんの手紙 松井久子(映画監督)

みんぱく・いんたびゅう 81
高齢社会を拓く第三の経済
急速にむかえた高齢社会。「65歳をすぎたら隠居」という認識はすでに過去の産物である。高齢者がどれだけ元気に社会で活躍しているかが、21世紀の日本をささえる鍵だ
[ゲスト]一番ヶ瀬康子(社団法人長寿社会文化協会会長・日本女子大学名誉教授・長崎純心大学教授)
[ホスト]小長谷有紀(本誌編集委員・民族学研究開発センター)

来館者と民博をつなぐ架け橋に ─うごきはじめたボランティア活動
民博をもっとおおくの人に身近に感じてほしい。そんな願いから。展示場で展示解説などにあたるフロアスタッフの活動と、『月刊みんぱく』音訳版の作成がボランティアのみなさんを中心にはじまっています。

揺れる韓国の主婦たち 鈴木文子(島根大学助教授・民博共同研究員)

地球短信29
マダガスカルのふたりの大統領 飯田 卓(民族文化研究部)

よむ・みる・きく 34
「忍者武芸帳 影丸伝」をよむ
信濃真田で生まれた博物学的想像力 文:四方田犬彦(明治学院大学教授)
絵:岡島礼子

みんぱくニュース
・ジュンク堂書店で「民博関連図書フェア」開催
・東京外国語大学で「アジア文字曼陀羅」展6月28日より開催
・「みんぱくサテライト」を富山・福井で開催

民族博物誌 94
バナナ 【フィリピン】文:森 正美(京都文教大学助教授)
版画:田主 誠

読者のページQ(Question)&A(Answer) O(Opinion)

メモランダム

友の会とミュージアムショップからのご案内
● 韓国をより深く知りたいあなたへ
特別展「2002年ソウルスタイル」にあわせて、韓国のプログラムを7本製作しました。
制作・著作 国立民族学博物館 発行 千里文化財団
・韓国の放浪芸人集団(14分4秒)
・韓国の民衆仮面劇(18分34秒)
・宋廟祭の音楽と楽器(18分7秒)
・韓国の都市開発と門中の伝説(10分56秒)
・チャスンとソッテ(11分55秒)
・韓国の小正月行事(22分11秒)
● 「友の会」講演会のお知らせ
・第289回 雲南の絞り藍染め ─ そのたどった道の謎をめぐって
・第290回 世界の民族服と日本の洋装100年 ─ 田中千代コレクション
● 「友の会」東京講演会のお知らせ
・第67回 マンダラとはなにか

一番ヶ瀬康子
 1927年東京生まれ。日本女子大学家政学部卒業。40年以上にわたり教鞭をとるかたわら、マスコミなどを通じて保育問題、婦人問題、老人問題を提起し、日本の社会福祉学を確立した。『養育院百年史』の編集執筆により第一回今和次郎賞を受賞。著書に『アメリカ社会福祉発達史』(光生館)、『社会文化へのアプローチ』(ドメス出版)、『高齢者と福祉文化』(明石書店・共著)などがある。

Musa spp. バナナ
 バショウ科バショウ属の株をつくる大型多年草で、インドからポリネシア西部まで約40種が分布する。果物として果実を食べる栽培バナナは、バショウ(芭蕉)に似ることから、和名をミバショウ(実芭蕉)という。これらは種子をもつある野生品種から複雑な課程をへて育成されたもので、他方、料理用バナナは雑種起源である。