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中西部山地部民族原生態文化雲龍国際学術シンポジウム出席
横山廣子
2004年8月17日~2004年8月22日 (中国)
本シンポジウムは山地の民族においてまだ残されている伝統文化をいかに保護・継承し、開発とつなげていくかを討議するものである。中国語タイトルにある「原生態文化」は、生態環境重視へ移行しつつある中国社会に近年出現し、学術界でも使われている用語である。英語では"indigenous culture"と訳されている。論文のみの参加を含めて100名余りの参加者の多くは雲南、貴州、広西、福建、湖南、北京、陝西、青海、山東、湖北など中国国内の研究者で、外国からはタイからの2名に加え、日本から私が参加した。
私の報告では、あらゆる文化は常に変化しており、現在「伝統的」とされる文化も、時代を超えた無数の当地の人々の知識と智慧の蓄積に基づく不断の自発的選択の結果であること、また雲南省南部のチノー族の事例を通し、当該民族の人々が自身の知識と智慧を十分に発揮し、当地の自然的・社会的条件に応じて自発的に文化的構成を選択する基本条件として、一定の経済的発展が重要であること、さらに山地の経済発展においては、遠くに位置する外部社会との交流が契機となることを述べた。特に、発展の可能性を開拓する上でのインターネットの活用についての私見に対して反響があった。
(写真:シンポジウムの様子)







