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「第2回「中国与東南亜民族論壇」学術研討会」への出席
塚田誠之
2006年9月15日~2006年9月17日 (中国)
この学会は、2003年11月に第1回大会が開催された。今回は2回目で、広西民族大学民族学与社会学学院、国際人類学与民族学連合会(ICAES)第16回世界大会(2008)準備委員会が主催し、2006年9月16日-17日に開催された。国内外から96名の研究者が集結し、国外は日本から3名、ベトナムから3名、ラオスから2名、タイから1名が参加した。中国国内では地元の広西の研究者以外にも、北京・広東・福建・海南・内蒙古・雲南・山東・甘粛・四川・黒竜江・陝西などの省市から研究者が参加した。
学会は、まず9月16日午前に開会式に続いて、5ヵ国を代表して5人の研究者が発表を行った。塚田は日本を代表して研究発表「中国壮族とベトナム・ヌン族の民族間関係と交流」を行った。その内容は、中国広西とベトナムに分かれて居住する壮族とヌン族の習俗・制度の異同、および両者の現在における経済・人的交流の実態を検討したものである。9月16日午後は2つの分科会「中国とアセアン自由貿易区の経済・社会発展、中国とアセアン諸国における民族の文化遺産の開発・利用・保護」「中国と東南アジアの国境を跨ぐ民族、辺疆民族、ジェンダー、生態、環境等」に分かれて研究発表が行われた。9月17日にはそれぞれの分科会から選抜されたメンバーが研究発表を行った。2日間の発表と討議を通じて、従来、中国の人類学界ではともすれば自国の民族のみに研究が限定されがちだったが、中国・東南アジア国境地域および東南アジアの諸民族にも関心が注がれ、より広い視野から比較研究が行われるようになりつつあることが実感された。







