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第8回国際オセアニア言語学会への派遣
菊澤律子
2010年1月2日~2010年1月10日 (ニュージーランド)
第8回国際オセアニア言語学会において、平成18-20年度の文化資源プロジェクトで作成した「サタワル語辞書」(22年度より作業再開・完成予定)についての研究発表を行った。とくに、作成に当たって考慮した以下の点を報告した。
- 本辞書の編さんの経緯。
- 最初に編集が始まってから30年たっていることにより、記録されたデータと現在のサタワル社会の間に生じたギャップとその扱い。特に言語学的な側面として、正書法の扱いの違いについて述べる。
- 元のデータが言語学者ではなく文化人類学者によって収集されたことによる、データの偏りをどう解釈して一篇の辞書として耐えうる形に編集したか。
- 辞書として項目をもたせるにあたって、言語学・辞書学の面からの考慮点。
意義としては、本辞書の専門研究者への周知に加え、今後この辞書を発展させ、また、今後、他のって類似の辞書作成に生かして行くための可能性について議論できること、また、一般的な辞書とは異なる性質を持つこの辞書の編さん経緯でえられたノウハウを他の言語学を専門とする研究者と共有できることなどがあげられる。







