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第5部会:人類学&社会学 上海万博における日本の表象―展示と芸能
中牧弘允
2011年8月25日~2011年8月27日 (フィンランド)上海万博に出展した日本館、日本産業館、大阪館の展示と各種イベントについて報告した。
日本館は政府とトヨタ、パナソニック、キャノンなど大手の民間企業が折半して経費を負担し、ロボットや1人乗り自動車、情報壁、超精細画像など先端技術を示す一方、能と昆劇のコラボでトキと子供をテーマとした劇を上演した。トキは中国と日本が人工繁殖で提携した経緯があり、日中友好を演出する象徴となった。しかし出口調査の結果、中国人にはトキのテーマは十分にアピールできたとはいえなかった。
日本産業館は「きれい、かわいい、きもちいい」のJ感覚をコンセプトとして採用し、参加企業のそれぞれの製品のPRにつながるような展示や演出をおこなった。中国とのつながりも意識したデザインなど、中国市場を開拓する意図をストレートに表現した。出口調査ではINAXの清潔で高価なトイレに高い人気があった。
大阪館はベストシティ実践区にあり、水の都のイメージと先端技術をアピールした。日中友好は大阪市と上海市の姉妹都市関係の強化にもつながった。
日本週間には各種のイベントが挙行されたが、かわいい大使、ロリータ・ファッション、ラキスタ神輿など日本のポップカルチャーが伝統芸能や伝統の祭りに混じって紹介され、時代の趨勢をうかがうことができた。
ラキスタ神輿に関する報告もあり、学術交流のきっかけとなった。
あたらしい知己をえたこと、また旧知の日本研究者との再会を果たしたことで、貴重な学術交流をおこなうことができた。







