国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2013年3月22日(金)
みんぱく公開講演会「なんだ?日本の文化って―芸能からMANGAまで」

チラシダウンロード[PDF:604KB]
  • 主催:国立民族学博物館・毎日新聞社
  • 日時:2013年3月22日(金)
        18:30~20:45(開場17:30)
  • 場所:オーバルホール
       (大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社ビルB1)
  • 定員:480名
  • 参加費:無料(要事前申込/「参加証」が必要です)
  • 手話通訳あり
 

趣旨

昨今、漫画やアニメなどの日本文化が海外に輸出され、現地で新しい日本ブームを引き起こしていることが盛んに報じられるようになりました。また、世界遺産への登録や震災後の文化財の救援・保護、無形文化財の継承等への関心の高まりを受けて、いま改めて日本文化とは何かが問い直されています。今回の講演会では、内からと外からみた日本文化をテーマに、南西諸島の奄美で生まれた民俗芸能、香港と台湾における日本の大衆文化の受容とその役割についてのお話を通して、日本文化に対する一面的な理解を刷新し、異文化と混淆・共生しながら発展してきた日本文化のダイナミズムについて考える機会を提供できたらと考えております。

プログラム

17:30~18:30 受付  
18:30~18:35(5分) 開会 若菜英晴(毎日新聞大阪本社編集局長)
18:35~18:40(5分) 挨拶 須藤健一(国立民族学博物館長)
18:40~19:20(40分) 講演1 「境界を演じる人びと―南九州・奄美の芸能と音楽の諸相」
笹原亮二(国立民族学博物館教授)
19:20~20:00(40分) 講演2 「香港人/台湾人になることは日本人になること-戦後のアイデンティティ形成と日本文化の役割」
王向華(香港大学グローバル創造的産業プログラム主任)
20:00~20:15(15分) 休憩  
20:15~20:45(30分) パネル・ディスカッション 関一敏(九州大学教授)×王向華×笹原亮二 
〔司会:小川さやか(国立民族学博物館助教)〕

申込方法

「3月22日講演会参加希望」と明記の上、
1)郵便番号
2)住所
3)氏名
4)連絡先電話番号
5)今後の講演会などのご案内送付希望の有無(次のア~ウのうち希望する記号 →ア.講演会を含む民博主催の研究会・催物等の案内を希望する/イ.講演会のみの案内を希望する/ウ.いずれの案内も希望しない)
を記載し、ハガキ、FAX、メールにてお申し込みください。
2名様以上でお申し込みの場合は、それぞれの方の1)~5)を必ず明記してください。
また、手話通訳をご希望される方、車椅子をご利用される方は、お席をご用意いたしますのでお申し込みの際に必ずご記入ください。
なお、応募者が多数の場合はご参加いただけない場合もあります。2月下旬より順次参加証を発送する予定です。
※参加申込をいただいた方の個人情報は、参加証の発送、次回以降の講演会などのご案内に使用いたします。

宛先

  • 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
  • 国立民族学博物館 研究協力課 宛
  • FAX 06-6878-8479
  • メールアドレス koenkai@idc.minpaku.ac.jp

注意事項

  • 会場には必ず参加証をご持参ください。参加証はお一人様一枚となっております。
  • 参加証がない方は会場には入れませんのでご注意ください。

問合せ先

  • 国立民族学博物館 研究協力課研究協力係
  • TEL 06-6878-8209

講演内容

講演1「境界を演じる人びと―南九州・奄美の芸能と音楽の諸相」 笹原亮二(国立民族学博物館教授)

九州南部から奄美群島にかけては沖縄と九州以北双方の民俗文化が接する境界領域とされてきました。同様の傾向は芸能や音楽においても認められますが、その棲み分けは、異国や異文化を意図的に演じる場合もあって相当錯綜しています。こうした芸能や音楽の実態を通じ、国や文化の境界について改めて考えてみたいと思います。

<講師紹介>

専門は民俗学、民俗芸能研究。日本の獅子舞の歴史と分布、日本の民俗芸能の近代から現代における伝承について研究している。著書に「三匹獅子舞の研究」(2003年、思文閣出版)、共著書に「柳宗悦と民藝運動」(2005年、熊倉・吉田編、思文閣出版)などがある。

講演2「香港人/台湾人になることは日本人になること―戦後のアイデンティティ形成と日本文化の役割」 
王向華(香港大学 グローバル創造的産業プログラム 主任)

近年、漫画や音楽など世界各地における日本のポピュラー文化の流行がマス・マディアで盛んに報じられるようになりました。しかし、日本文化の受け入れられ方はそれぞれの国で異なっています。本講演では、第二次世界大戦後の香港と台湾のアイデンティティ形成における日本文化の役割を、二つの国の日本文化を受け入れた経済政治的な背景の違いに着目して比較します。

<講師紹介>

専門は、日本研究、経営人類学。日系スーパーや日本企業に関する人類学的研究をおこなっていたが、近年では、アジア諸国における日本のサブカルチャーの受容について研究をしている。主な編著書に「友情と私利」(2004年、風響社)、「サブカルで読むセクシュアリティ」「サブカルで読むナショナリズム」(ともに2010年、青弓社)、「越境するポピュラーカルチャー」「拡散するサブカルチャー」(ともに2009年、青弓社)。

パネル・ディスカッション 関一敏(九州大学人間環境学研究院教授)
<コメンテータ紹介>

専門はヨーロッパ歴史人類学、東南アジア文化人類学、日本民俗学。フランスの19世紀聖母出現の研究をへて、フィリピンを中心に東南アジアの呪術と宗教についての調査研究を重ね、現在は福岡市の民俗学的研究に専念している。主な編著書に「宗教人類学入門」(弘文堂、2004年)、「岩波講座 宗教」(2005年)、「福の民」(福岡市、2010年)などがある。

地図

オーバルホール(大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社ビルB1)

  • ○ JR大阪駅(桜橋口)から地下道にて徒歩約8分
  • ○ 阪神梅田駅・地下鉄西梅田駅から徒歩約8分
  • ※車でのご来場はご遠慮ください。