国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2014年3月3日(月) ~3月7日(金)
《機関研究成果公開》国際ワークショップ「コンピュータとドキュメンテーション―民族学資料のデジタル化とその利用」

  • 日時:2014年3月3日(月)~3月7日(金)
  • 場所:国立民族学博物館第4セミナー室、天理大学天理参考館、奈良国立博物館、元興寺文化財研究所
  • 使用言語:ロシア語・日本語(日ロ同時通訳あり)
  • 一般公開【3月4日のみ】(参加無料/申込不要[先着順])
  • 連絡先:
    国立民族学博物館 佐々木研究室
    〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
    e-mail:sasaki★idc.minpaku.ac.jp
    ※★を@に置き換えて送信ください。
 

趣旨

本ワークショップは、民族学資料の文書化とデジタル化に関して、技術進歩にいかに対処するか、そのような技術が博物館には必要かといった共有する諸問題を、国立民族学博物館とロシア民族学博物館(REM)が協力して検討することを目的としている。本ワークショップでは民族学資料のうち標本資料とそのデータだけを扱うのではなく、映像資料、音響資料、アーカイブズ資料など多種多様な資料のデジタル化の問題に取り組むことにしたい。

プログラム

3月4日(火)のみ 使用言語:ロシア語、日本語、同時通訳付き
9:30~10:00 受付
10:00~10:10 開会式 参加者紹介
10:10~10:40 ワークショップの趣旨(佐々木史郎)
10:40~11:20 Khurgina, Irina「ロシア民族学博物館における民族学資料のデジタルデータベース化について―その用語について」
11:20~12:00 久保正敏「民博における民族学資料情報のデジタル化について」
12:00~13:00 昼食
13:00~13:10 館長挨拶
13:10~13:50 Klimovitckaia, Anna「ロシア民族学博物館のデジタルデータベースにおける民族学資料の保存・修復に関する記述について」
13:50~14:30 情報システム課「映像音響資料のデジタル化に際しての媒体の更新」
14:30~15:10 Romanova, Svetlana 「ロシア民族学博物館の展示におけるデジタル技術について―『ロシアにおける仏教』展示の事例から」
15:10~15:20 コーヒーブレイク
15:20~16:00 Klimenko, Mikhail 「ロシア民族学博物館の収蔵品によるナショナルデジタルカタログの作製について」
16:00~16:40 野林厚志「博物館と知的財産―民博における管理の体制といくつかの事例」
16:40~17:20 総合討論
17:20~17:30 閉会式