国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2011年3月11日(金) ~3月13日(日)
人間文化研究機構国際シンポジウム「世界の捕鯨文化の過去、現在、そして未来」
国際シンポジウム

  • 日 時: 2011年3月11日(金)~3月13日(日)
    • 3月11日(金)10:00~17:15(第4セミナー室)先着40名
      日英同時通訳あり
    • 3月12日(土)10:00~17:15(第4セミナー室)先着40名
      日英同時通訳あり
    • 3月13日(日)13:10~16:30(第5セミナー室)先着80名
      日本語のみ
  • 場 所:国立民族学博物館 第4・5セミナー室
  • 参加費:無料
  • 申し込み不要
  • 主催:人間文化研究機構、国立民族学博物館
  • チラシダウンロード[PDF:503KB]
  • プログラム・抄録ダウンロード[PDF:577KB]
 

プログラム

第1日目(第4セミナー室)3月11日(金)
1. 開会のあいさつ
10:00~10:05 「機構長挨拶」 金田章裕(人間文化研究機構) 予定
10:05~10:10 「館長挨拶」 須藤健一(民博)予定
10:10~10:15 「シンポジウムの趣旨説明」岸上伸啓(民博)
2. 考古学・歴史的に見た捕鯨
10:20~10:55 2-1 ジェイムズ・サベール(マッギル大学)
「考古学から見た極北地域の捕鯨」
11:00~11:35 2-2 山浦 清(立教大学)
「考古学から見た日本列島とその周辺における捕鯨について」
11:40~12:15 2-3 スーザン・レボ (ビショップ博物館)
「ハワイから見た北太平洋地域における捕鯨」
12:15~13:15 昼食
3. 先住民生存捕鯨と地域捕鯨
13:15~13:50 3-1 浜口尚(園田女子大学短期大学部)
「カリブ海、ベクウェイ島のザトウクジラ捕鯨―小さな島の大きな捕鯨をめぐって-」
13:55~14:30 3-2 池谷和信(民博)
「ロシアのチュクチのなかの先住民生存捕鯨について」
14:35~15:10 3-3 岸上伸啓(民博)
「米国アラスカにおける先住民生存捕鯨」
15:10~15:25 休憩
15:25~16:00 3-4 ラスムス・ラスムッセン(NORDREGIOおよびロスキルド大学)
「グリーンランドにおける先住民生存捕鯨」
16:05~16:40 3-5 江上幹幸(沖縄国際大学)
「インドネシア、ラマレラ村における伝統捕鯨」
16:45~17:15 全体についての質疑応答
第2日目(第4セミナー室)3月12日(土)
4. 歴史的・現代的視点から見た日本における捕鯨:日本人とアイヌ民族の捕鯨
10:00~10:35 4-1 岩崎=グッドマンまさみ(北海学園大学)
「日本における北の海の捕鯨」
10:40~11:15 4-2 中園成生(平戸市生月町博物館 島の館)
「日本における捕鯨の歴史的概要」
11:20~11:55 4-3  小島孝夫(成城大学)
「千葉県和田浦の小型沿岸捕鯨」
11:55~13:00 昼食
13:00~13:35 4-4 遠藤愛子(海洋政策研究財団)
「日本における鯨肉の流通について―沖縄県名護市における突きん棒漁業を事例として―」
5. 捕鯨をめぐる国際政治
13:40~14:15 5-1 マイケル・ヘイゼル(グリフィス大学)
「クジラ戦争とクジラ外交―オーストラリア・日本関係の認識と誤認識」
14:20~15:05 5-2 河島基弘(群馬大学)
「反捕鯨は抗議ビジネスか」
15:05~15:15 休憩
15:15~16:00 5-3 ダン・グッドマン(日本鯨類研究所)
「日本の捕鯨と国際政治」
16:05~16:40 5-4 森下丈二 (水産庁)
「商業捕鯨モラトリアムの真実」
6. 総合討論
16:45~17:15 コメンテーター:秋道智彌(総合地球環境学研究所)、森田勝昭(甲南女子大学)
第3日目(第5セミナー室):3月13日(日)
一般公開シンポジウム(日本語)「世界の捕鯨文化」
13:10~13:20 「はじめに」 岸上伸啓(民博)
13:20~14:00 報告(1)
秋道智彌(総合地球環境学研究所)「世界の捕鯨文化:人類とクジラの関わりを再考する」
14:00~14:10 休憩
14:10~14:50 報告(2)
森田勝昭(甲南女子大学)「クジラ観の歴史的変遷:メディアホエールの登場」
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40 報告(3)
浜口尚(園田学園女子大学短期大学部) 「先住民生存捕鯨-その歴史、現状および課題について」
15:40~15:50 休憩
15:50~16:30 パネル・ディスカッション
秋道智彌(総合地球環境学研究所)、森田勝昭(甲南女子大学)、浜口尚(園田学園女子大学短期大学部)、池谷和信(民博)、岸上伸啓(民博)

[お問い合わせ]
国立民族学博物館 岸上研究室
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話: 06-6876-2151(代表)
FAX: 06-6876-2160