国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2014年1月11日(土) ~1月13日(月・祝)
国際シンポジウム「北太平洋沿岸諸文化の比較研究―先住権と海洋資源の利用を中心に」

チラシダウンロード[PDF:1.1MB]
  • 日時:2014年1月11日(土)~1月13日(月・祝)
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
  • 一般公開(参加無料/申込不要[先着順]/各回定員80名)
  • 主催:国立民族学博物館
  • 共催:アラスカ大学

本シンポジウムの目的は、北太平洋沿岸諸文化についての研究者15名を国内外から招聘し、研究の成果と調査の現状に関する比較検討することである。また、本シンポジウムを基に、北太平洋沿岸諸文化の研究ネットワークの形成を目指す。

本シンポジウムでは北太平洋沿岸諸文化における先住権と海洋資源の利用の現状に焦点をあて、3部に分けて比較検討する。第1部では日本における北太平洋沿岸諸文化に関する最新の研究成果を報告し、比較検討する。第2部と第3部では米国、カナダ、ロシアにおける北太平洋沿岸諸文化に関する最新の研究成果と連携研究の現状について報告し、比較検討する。その上で、民博とアラスカ大学、アリゾナ大学、ワシントン大学、ブロティッシュ・コロンビア大学を核として北太平洋沿岸諸文化研究ネットワークの形成を検討する。

プログラム・抄録集[PDF:211KB]

 

第1日目:2014年1月11日(土) 「北太平洋沿岸地域における先住民の先住権と海洋資源の利用」

  • 時間:10:00~16:50
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
  • 言語:日本語、英語 ※同時通訳あり
  • 一般公開(参加無料/申込不要[先着順]/定員80名)
時間 内容
10:00~10:10 館長挨拶
須藤健一(国立民族学博物館)
10:15~10:55 「環北太平洋沿岸地域の先住民文化に関する比較研究の歴史と現状」
岸上伸啓(国立民族学博物館)
11:00~11:30 「礼文島国際フィールドスクールを通じた国際研究ネットワークの構築」
加藤博文(北海道大学)
11:35~12:05 「サケ資源の管理権限の(再)獲得を目指すユーコン川流域先住民社会の取り組み」
井上敏昭(城西国際大学)
12:05~13:10 昼食休憩
13:10~13:40 「生業権の主張においてユピートは何を守りたいのか」
久保田亮(大分大学)
13:45~14:15 「カナダ北西海岸先住民のチーフ制とサケ漁撈」
立川陽仁(三重大学)
14:20~14:50 「カムチャツカ先住民の先住権とサケ利用」
渡部裕(北海道立北方民族博物館)
14:50~15:10 Coffee Break(休憩)
15:10~15:40 「アイヌ民族による文化資源の活用とその主体性:「象徴空間」と国立博物館の行方」
岩崎グッドマンまさみ(北海学園大学)、手塚薫(北海学園大学)、野本正博(アイヌ民族博物館)
15:45~16:15 「日本におけるアイヌ文化研究 過去、現在、未来」
出利葉浩司(北海道開拓記念館)
16:20~16:50 総合討論 
討論者:高倉浩樹(東北大学)、羽生淳子(カルフォリニア大学バークレー校)
 

第2日目: 2014年1月12日(日) 「北太平洋沿岸諸文化の比較研究」

  • 時間:10:00~16:45
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
  • 言語:日本語、英語 ※同時通訳なし
  • 一般公開(参加無料/申込不要[先着順]/定員80名)
時間 内容
10:00~10:10 「趣旨と問題提起」
デビッド・ケスター、岸上伸啓
10:10~10:50 「歴史的軌跡と現代の諸問題:カムチャツカ半島の比較研究」
デビッド・ケスター (アラスカ大学フェアバンス校)
11:00~11:40 「東アジア世界システムのアラスカへの流入:データのレビュー」
オーエン・K・メイソン(コロラド大学ボールダー校)
11:40~13:30 昼食休憩 + 展示見学
13:30~14:10 「島のネットワーク:アリューシャン列島におけるコミュニテーの継続性、生業と生存」
キャサリン・L/リーディ(アイダホ州立大学)
14:15~14:55 「生業生態と北太平洋海洋文化の展開:過去からの遺産と将来への展望」
ベン・フィッチュー(ワシントン大学)、ウイリアム・フィッチュー(スミソニアン協会国立自然史博物館)
15:00~15:30 総合討論 討論者:クレア・アリックス(パリ大学I)
15:30~15:45 休憩
15:45~16:45 「北太平洋地域調査の協働と学会設立のための全体討論」
全員
 

第3日目:2014年1月13日(月・祝) 「北太平洋沿岸諸文化に関する連携研究」

  • 時間:10:00~16:15
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
  • 日本語、英語 ※同時通訳なし
  • 一般公開(参加無料/申込不要[先着順]/定員80名)
時間 内容
10:00~10:40 「北太平洋地域における先住民によるグーグル・マッピングと景観の持続可能性」
ベネディクト・J・コロンビ(アリゾナ大学)
10:45~11:25 「インディアンのための場所がない:カナダ国ブリティッシュコロンビア州北部海岸における開発にまつわる話」
チャールズ・メンジーズ(ブリティッシュコロンビア大学)
12:10~13:30 昼食休憩
13:30~14:10 「カナダ北西海岸地域の博物館と先住諸民族との協働調査」
ジェニファー・クラマー(ブリティッシュコロンビア大学)
14:15~14:55 「北太平洋沿岸地域における先住民文化の再興と恒久化」
スヴェン・ハーコンソン(ワシントン大学)
15:00~15:40 「ロシア北方の諸条件下におけるユニークな文化存続の事例としての小規模なイテルメン村落の生活」 
タチアナ・デガイ(アリゾナ大学)
15:45~16:15 総合討論
討論者:ピーター・シュヴァイツアー (ウィーン大学)

シンポジウム実行委員

デビッド・ケスター (アラスカ大学フェアバンクス校)
岸上伸啓(国立民族学博物館)
ベネディクト・J・コロンビ(アリゾナ大学)

便宜提供機関等

*人間文化研究機構(機構長裁量経費)
*国立民族学博物館
*アラスカ大学フェアバンクス校人類学部と米国科学財団(代表者:デビッド・ケスター)
*日本学術振興会・科学研究費補助金・基盤(B)「北アメリカ地域における先住民生存捕鯨と先住権」(課題番号:21401045、代表者:岸上伸啓)