国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2017年11月5日(日)
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト シンポジウム 「ファラオの至宝をまもる2017」大阪会場
  • 日時:2017年11月5日(日)14:00 - 16:00(開場13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
  • 一般公開(参加無料/要事前申込/定員95名)
  • 主催:国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、
       東京藝術大学、国立民族学博物館
  • 協力:文化財保存修復学会
     
  • 申込方法等、詳細は以下をご参照ください。
    東京藝術大学国際文化財修復プロジェクト(外部サイト)
 

趣旨

私たち日本人のみならず、世界各国から高い関心が寄せられている古代エジプト文明の秘宝は、人類共有の貴重な文化遺産です。
首都カイロにあるエジプト考古学博物館には、ツタンカーメン王の黄金のマスクなどをはじめとした数々の至宝が展示されていますが、開館から100年以上が経過して建物の老朽化が目立ってきた上、展示スペースや技術、人材も不足しています。
こうした状況の中、日本政府はエジプト政府からの要請を受け、新しい博物館となる「大エジプト博物館」の建設に対する有償資金協力(円借款)を行うとともに、この博物館に付属する保存修復センターに対して、2008年より、博物館の運営や展示品となる文化財の保存修復等にかかる技術協力を行ってきました。
そして2016年11月より、「大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト」を開始し、ツタンカーメン王の墓から出土した文化財を含むエジプトの至宝の調査、移送、保存修復を日本とエジプトの専門家が共同で行うことで、大エジプト博物館職員の人材育成および技術移転を図っています。本シンポジウムでは、日本がエジプトの至宝をまもるために行っている技術協力の取組みをご紹介します。

 

プログラム

14:00 - 14:05 開会の挨拶
中村三樹男(大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト総括)
14:05 - 14:15 JICA 講演 JICA における文化遺産事業の取組み
JICA 社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム
14:15 - 14:50 基調講演 対象とする古代エジプトの至宝の魅力
河合望(金沢大学 新学術創成研究機構准教授)
14:50 - 14:55 休憩
14:55 - 15:10 講演1 古王国マスタバ墓の壁画の移送と保存修復
谷口陽子(筑波大学人文社会系准教授)
15:10 - 15:25 講演2 ツタンカーメン王の服飾品を保存する―最前線からの報告
石井美恵(佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
15:25 - 15:40 講演3 ツタンカーメンの戦車と儀式用ベッドの移送とその事前調査
岡田靖(一般社団法人木文研代表理事)
15:40 - 15:55 質疑応答
15:55 - 16:00 閉会の挨拶
桐野文良(東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室室長)

司会 木島隆康(東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室教授)