国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2011年7月25日(月) ~7月30日(土)
第20回国際歴史言語学会(ICHL2011)

  • 会期:2011年7月25日(月)~7月30日(土)
  • 場所:国立民族学博物館
  • 主催:国際歴史言語学会・国立民族学博物館
  • 助成:日本万国博覧会記念機構
  • 参加登録受付・問い合わせ:公式ウェブサイト
  • 使用言語:英語
 

趣旨

歴史言語学や言語変化をテーマとした国際学会です。いわゆる比較方法を用いた系統論等はもちろんのこと、類型論的視点からみた言語変化、社会言語学における共時的現象の分析や認知言語学におけるアプローチ、またコンピューターを用いた分析手法など、言語変化への幅広い分野からの発表が行われます。第20回は、アジア圏では初の開催となり、一段と幅ひろい分野で国際的に活躍する研究者が集まることが期待されております。さらに、国際ワークショップ「手話の歴史言語学―データベースの構築と一般歴史言語学における展開を目指して―」国際シンポジウム「アジア・太平洋地域諸言語の歴史研究の方法―日本語の起源は解明できるのか―」を開催(学会参加登録してない場合は事前申し込みが必要です)。広く一般の方にも公開される内容となっています。奮ってご参加ください。

招待講演者

  • Willem ADELAAR(オランダ・ライデン大学、アマゾンの言語の系統論)
  • Bjarke FRELLESVIG(イギリス・オックスフォード大学、日本語の歴史研究)
  • Frank LICHTENBERK(ニュージーランド・オークランド大学、オセアニア歴史言語学)
  • Suzanne ROMAINE(イギリス・オックスフォード大学、社会言語学、社会歴史言語学)
  • Ted SUPALLA(アメリカ・ロチェスター大学、アメリカ手話の歴史変化)
  • 吉田和彦(日本・京都大学、インド・ヨーロッパ諸語の歴史言語学)